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2019年11月21日木曜日

コクヨのノートカバーがいい感じ

ノートカバー割といい。


これはコクヨのやつで、ツートンカラーのやつが古いVerで布地でできてて、灰色の方は新しいVerでポケット以外の部分は合皮になってる。合皮はそんなに安っぽくもないんだけど、個人的には古いVerのが好き。
ただ、ノートを閉じる部分が古いのだと細い紐なのが、新しいのでは太いバンドになってたり、中にポケットが追加されてたり機能面ではいい感じっぽい。あと500円くらい新しいほうが高い。
もともと筆箱とかあれこれ持ち歩きたくないので、ボールペンだけ差して適当にもっていくとメモ入れることもできるし、ややごつくなることで部屋の中で目立つようになるので見つけやすくて良い。
もっといろいろなメーカーのも試してみたい感じ。




2019年11月14日木曜日

文章を好きになりたい

いつの間にか書くのが嫌になっていた、というようなことを前に書いたけど、ではそもそもそんなに書いていて幸せなことというのがあったのかなとも思う。たとえば私は絵を描いていれば、本当に楽しいと思うことがしばしばあるし、プログラムを書いていても、その行為そのものでそれなりに面白いと思うことはある、けれども文章を書いているときにそれを感じたことってあったろうかと思う。
文章は書くたびにつながらない感じとか、重さが自分をみしみしと締め上げているような気がする。伝わらないのではないだろうか、みたいなことばかり考えている。そのせいなのかもしれないなとも思う。自分のことではなくて、人のことばかり気にして書いている。
絵で伝わって欲しいと思ったことはほとんどないし、プログラムはそもそも正しければ動くので、行為そのものの疑問を感じたりしないけど、書いているときは、それが正しいのかどうか、すぐに気持ちの中でぐるぐると迷い込んでしまっている気がする。
これを書いている今も、すでに自分の思っていることが書けてないんじゃないかとか、長すぎて鬱陶しいんじゃないかとか、そういうことを思い始めている。

不思議に書きたいという気持ちは常にある。そうして文章にして出していくことで、自分のどこかに風通しがよくなるような気がする。それがなければ、そこは腐っていってしまうような気がする。とはいえ、そういうことを書こうとすればするほど、書いて、消してを繰り返して余計に腐っている。嫌になる。
とはいえ、書かないなら、書いてしまえばいいじゃないかと思う。

書こうと思う。
書いて、特に伝わるかとか気にせず。
事実誰にも特に伝わらずとも、書くことを好きになりたい。

いつの間にか自分の絵が好きでたまらなくなったように、文章のことも好きでたまらなくなりたい。そうして、自分のための文章を書いていられればなと思う。いつでも出来て手軽なことが大好きだというのは、大変良いことだろうから。

2019年11月4日月曜日

普通にやってくこと

普通であったり、特に面白くなかったり、いつもどおり上手く行かないことに、がっかりせず、頑張らず、淡々とやる、みたいなことがきっと必要なのだなあ、と。
つまりもっともっと良くというのは一種の快楽依存みたいなもんで、時として過剰になるし、変わらないことに極端にがっかりしてしまったりするし、普通でええねん、普通にさほど成功しないくらいでええねん、と。
それを延々と積み重ねることで、運が良ければいつかどこかにたどり着くねん、と。
そういうことを、Super Hexagonをやりながら思った。
 

2019年9月25日水曜日

DefoldでゲームデータをJSONで読み込む

ProjectのCustom Resourcesに設定したフォルダ(ないしファイル)は、sys.load_resourceで読み込める。指定するのはゲームのルートからのパス。(/assets/dataとか)jsonで書いたファイルを用意して、json.decode(読み込んだデータ)とやればそのままテーブルで取得できる。

ゲームのシナリオファイルとか作るなら、そういうJSONを出力できるツールとか書けばいいかも。なんとなくそっちに手を出すと、それに凝りすぎてプロジェクト進捗が破綻するという匂いがするのでひとまず手書きでやってるけど、システム周りがだいたい出来たらNode.jsでブラウザから作れるツールみたいなもんでも作ろうかと思う。

2019年9月24日火曜日

Defoldで日本語のテキスト周りあれこれ

Defoldでも日本語のフォントを普通に使うことができる。
otfとかttfのファイルをassetsフォルダみたいなところに入れておいてからNew>fontで.fontファイルを作成すれば、ゲーム内部で利用できるようになる。フォントの大きさとか、字詰・アルファ・影の設定とかはここでやるっぽいので、fontファイルはスタイルみたいなもんだろうと思う。複数のスタイルを使うときはその分だけ作成すれば良さそう。
注意点としてはAll Charsというチェックを入れておかないと日本語フォントは入らない。

もうちょっと文字周りのことに触れておくと、Defold自体が利用する文字エンコードは多分UTF-8っぽいのだけど、適当に読む限りLuaは単純にバイト列として読むだけなのでエンコードの変換とかは特に行われない、つまり内部文字コードみたいなものを持たないっぽい。たしかこれはRubyなんかも同じような作りだったような気がするけど詳しくないので知らない。
で、Defold使っていて、シナリオデータをJSONとかで作ったりすると、当然読み込まれた文字はUTF-8になるわけだけど、よくあるテキストボックスに文字をぺぺぺってタイプライターみたいに打っていく表現をしようと思うと、文字を一文字ずつ切り分けるということが必要になります。

当然Luaにもstring.subみたいな文字を切り出す処理があるのでそれを使うわけですが、たぶん上述のような理由でLuaは文字がどんな感じで格納されているかに関知しないので、subは指定バイト数で文字を切り出す、という仕様。
UTF-8の場合雑に言うと、英数は1バイト、アクセントとかウムラウトみたいなのついてるのは2バイト、日本語等全角文字と古い絵文字っぽいものが3バイト、昨今の絵文字とその他あれこれが4バイトみたいになっています。ちなみにそれぞれが何バイトかは文字の先頭4ビットを見ればわかる。
つまり、そのままUTF-8を利用して文字単位で切り出そうとすると、(DefoldのLua5.1の場合)そういう処理を実装する必要があるわけですが、ちょっと面倒くさかったので、先頭1バイトだけ読んで読めなければ固定で3バイト分読むという方針で実装していたところ、ツイッターで教えてもらいました。


立て続けに二人に教えてもらいました。


どっちもライセンス表記見ると同じ人が書いたっぽく、後者の方が機能が多い。

で、これを New > Lua moduleとやって、コピペしてutf8.luaみたいな名前で保存して、require 'フォルダ名.utf8'とやれば、普通に使えるようになった。

そういうわけで、Defoldの利用者には大変親切な方が多いです。

2019年9月22日日曜日

Defoldでゲームを作り出した

やりたいとずっと思っていても達成できないということはいくつもあって、何が悪いのかといえば、やはり手法が悪いと考えるほかない。自分の能力や努力に問題がある、というのだとどうしようもないから、そう考えたほうが精神衛生上良い。
ゲームを作るというのもそうで、これまでゲームらしきもの、というものは何度か作ったことはあるけど、これは自分がオリジナルで考えたものです、と胸をはって思えるようなものを作ったことはない。
だから作ってみようと思った。最終目標は来年末くらいまでにSteamで有償にて販売するということだ。別に一本も売れなくても良い。Steamに有料で置いてあります、ということを目指すということだ。

じゃあまず何を作るか決めるか、ということだけど、経験上、そもそもやり方が体に入ってもないもので、モデルになるものがない作品のイメージするのは無理だ。逆に何か完全に真似をするものがあればできるのだけど、今回はそういうものを作ろうとしていない。
完全に新しいもの、ではなくても良いのだけど、ゲームそのものの構造というか、システムに面白さがあるもの、たとえばPapers, Pleaseとか、Please, Don't Touch Anythingとか、The Stanley Parableみたいに、構造やシステムがゲームそのものと密接に関わるようなものが良いと思っている。特に関係ないけどスリーマッチパズルにストーリーつけましたとか、そういうものを作りたいわけではない。
そのためまずはゲームを作る、アイデアをゲームっぽいものにする、という作業を手に馴染ませなくてはならないように思う。

人によって得意なやり方というのは違うだろうけど、自分は常に手を動かすことで何かを考えたり、作っていくタイプなので、ひとまず面白いかどうかはともかくとして、それっぽいだけのものを量産していこうかと思う。

2019年9月8日日曜日

Legal Dungeon ネタバレ考察

以下、Legal Dungeonのいちばん最後までのネタバレを含みます。

***

注:エンディング14の見方は分かってないです。

蒼が犯罪に至るまでの道筋を抑えると、あまり詳細に描かれていない最後の話も一応は理解できるような気はする。始まりは二個目のホームレスの事件からで、この山本さんの事件というのは、その後の「釣り」をやるときにわざわざ山本さんを連れてきたことから、蒼にとって傷になっていることが分かる。
この「釣り」の代金は一万円で、逮捕エンドの方で山本さんが支払っていないビラの料金と同じなのは、もちろんそういうことだろうと思う。山本さんは(チャットを見る限りたぶん渋谷を経由して)蒼に行方不明になった孫を探していることや、金の相談をしていて、蒼はその代金を工面してやる代わりに釣り餌を頼んだわけで、もちろんそのせいで山本さんが殺されてしまうなんて、想像もつかなかっただろう。
エンディングで蒼が泣き崩れるのは、電話の内容で自分が頼まれた金の使いみちを理解したからであって、また、鳥居祐一を犯人に仕立てたのも、元々なんの問題にもならなかったはずの事件を特殊窃盗にせざるを得なかった(鳥居祐一は山本さんを取り押さえた張本人)ことに、何らかの憎悪があったせいもあるのかなと思う。

全体を通して、まだ良くわからないこともいくつかある。

例えば、自殺幇助の事件は、瓶が二つ転がっていたとか、二回お金を振り込んでいることが明らかに重要なポイントになりそうなのだけど(以前も足りなかった、ということで訴えられていることと関連するし)、あまり言及もなくすんなり通り過ぎてしまう。

また、出世エンディングで、原田がなんで蒼のベッドのこと知ってんねん(女の上司のベッドを知ってるって普通ありえないよね?)とか、冷蔵庫のおつまみってなんやねん、とか、……って今書くためにテキスト読み直してて気づいたけど、あれは原田が蒼を怪しんで家に侵入してベッドを確認した(ので、おつまみのことも知ってる)という話ですね、これ。
そこから行くと、署長が「冷蔵庫」って意味ありげに言ってるのは、おそらく蒼の家か車は盗聴されてて、このときの会話から蒼が関与しているのを知ったということなのだろうか。

もちろん一番大きな謎というのは、エンディング14のことで、適当にググってみた感じではそれについて明確な正解を書いている人は見つけられなかった。
作者のインタビューを読むと「すべてのエンディングは、犯人への裁定を変更することで見られる」と、わざわざエンディング数に言及したあとでこう言っているので、どれかの事件の結果を変えられるようなキーワードを入れるのではないかと思う。

とはいえ、フォーラムでは思いつく限りの名前とキーワードは入れてみた、と書いている人もいるので、単純にゲーム内に出てきている単語などではないような気もする。
また、作者上述のインタビューで、「ゲームオーバーにならないために評価を操作したあなたと、評価のために被疑者を拷問した(現実の)警官のどこが違うのか考えるべきだ」なんてことも言っているので、よりメタ的な視点で考える必要があるのかもしれない。

2019年8月16日金曜日

そういえばXP-Pen Artist15.6を買っていたのだった

6月頃にXP-PenのArtist15.6という液タブを買っていて、表面にフィルムを貼ってみたりはしたのだけど、それ以降ほぼ全く絵を描かずに過ごしていた。さすがに金の無駄かと思って引っ張り出して使ってみたけど、こりゃいい。他の液タブを使った経験がないから比較なんかはできないけど、タブレットよりずっと良い。もともと私はアナログで絵を描く人間で、絵の具の感じとか、実際に物として残るということが好きで描いているから、デジタルで絵を描きたいという欲求は非常に低いのだけど、それでもこれは良い。


今までデジタルで絵描いてきたなかで一番楽しかった気がする。ペンタブでもそんな変わらんやろ、と思っていたけど、触れたその場所に色が展開されるだけで、こんなに気持ち良いものかと思った。頭が騙されて、絵を描きたいという欲求が満たされすらした。
前に普通のAndroidタブで絵を描いていたことはあったのだけど、スタンドで置いてたり、ペーパーライクなフィルムを貼ってあったりするせいか、そのときよりぐっと良かった。



2019年8月12日月曜日

全共闘以後/外山恒一を読んだ

69年入学でバリケード封鎖されてたせいで受験できなかった(ので別の大学に入り母と出会った)という父を持つ私としては、学生運動周辺の話というのは、ずっと気になっているものではあるのだけど、そのあたりについた本はどれも難しそうで、なかなか手の出しづらいところではあった。
全共闘以後は600ページ超というボリュームながら、筆者の優れた文章力とユーモアで、小説を読むようにするりと読めた。また構成としても、冷静かつ分かりやすく全体の状況を述べているパートと、外山恒一本人とその周辺についての自伝的な部分とでコントラストというか、手触りの違いがあって、それがまた飽きずに読める要因になっている。

外山恒一というのは、世間的には都知事選の演説のことばかり記憶されているようだけど、個人的にはWeb上で読める氏の著述を見てからは、その文章力と知性がもっと世に広く知られるべきだと思っていたので、こういう本が出たというのは、大変素晴らしいことだと思う。


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2019年8月3日土曜日

筆記具、夏

会社ではノートPCも支給されているし、ほとんど誰も彼もノートPCにメモを書いたりしているし、自分もそのようにする部分はあるのだけど、基本的にはノートにボールペンで書き込むことの方が好きで、可能なときはそうしている。
図やリストを好きなように書けて楽しいし、むしろなんでみんなノートに書き込まないのか、ということは少し不思議なくらいだ。たぶんあんまりみんなペンで何か書くことが自分が感じるほどには心地よくないのではないか。

とはいえ、愛好者自体はいっぱいいるのだと見えて、ノートもペンも次々新商品が出るし、定番のものですら非常な数がある。そんなわけで、定期的にノートやペンを変えている。気分が変わると、それだけで自分の作業が何か変わるようで、うきうきしてくる。

最近使い始めたのはマルマンの方眼のA4レポートパッドで、プログラムを書くときに図やリストを書くと便利だ。そういえば、専門学校の先生がプログラマのノートはA4のほうがフローチャートとか書くときに広くて良い、と言っていた。私はフローチャートを書きはしないけど、たしかにA4くらいの広さがあると、じょっとした画面デザインなんかを書いていてもまだまだ広くて便利だ。

ペンもノートに合わせて細めのものにしようと思って、ゼブラのブレンという最近よく見るなめらかに書けるのがウリのボールペンにした。私はこの類で言うと、ジェットストリームがつるつるしすぎてて苦手なのでどうかなと思ったのけど、これはちょうどいい感じで使いやすい。何よりデザインが気に入っている。
ただ、グリップの部分がめちゃめちゃホコリが付きやすいタイプなのがちょっと嫌。



2019年7月29日月曜日

時間術大全という本を読んだ

自分はあんまり時間に困ってねえな、と思った。

この本がちょっと面白いなと思うのは、目標とタスクの間くらいの粒度の、ハイライト、というやつを設定すべきということと、適宜チャージをしていかないと週の後半には息切れするということで、これは非常に自分の実感にも近い。
私の仕事は自社で使うための業務システムを書くというもので、この時間術で言うような割り込みや大量のタスクというものは降ってきにくくなっていて、うまくいくと一週間ほぼ割り込みなく同じシステムを開発していたりできるのだけど、それでも集中力を高めすぎた状態で行くと間違いなく木曜・金曜くらいは何もやれなくなるということがある。
私の個人的な解決策は、集中力が上がり過ぎそうになったらそれを止めるということで、「集中しすぎだから、ゆっくり行こう」と継続できる速度に落とすという感じだ。書いてるときに問題から多少目をそらして薄目にして(実際に薄目にする)、手の動くに任せたりする。ただこの辺、あまり共感を得られたことがない。

それ以外ではそもそも集中できないと思ったことはないし、テレビも見なければSNSもツイッター多少見るくらいなのでそもそも困ってるということがない。ハイライトを書くというのは結構良いなと思ったので、それはやってみようかなという感じ。



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2019年7月26日金曜日

寝る前に考えて

もう十年以上も、毎日毎日寝る前に何かイカしたアイデアとか、面白い物語とか、いいデザインとか、そういうものを考えて、ひとつだけ得た答えがある。
まず思いつかないし、もしかしたら思いついてるのかもしれないけど、この状態で何か見つけたとしても寝たら忘れる。無駄。

あるいは思いついているときも本当にあるんだけど、思いつているときは眠れないので眠れるときに考えるのは多分無駄。それとも思いつくから眠れなくなるのかな。でもどっちにしろ寝なきゃいけないんだし、寝る前に考えないほうがよいね。多分。

2019年7月25日木曜日

夏休みが始まり、長男にものの作り方を教えたいと考える

長男は夏休みに入っている。次男はまだ幼稚園にも行く前なので、ずっと夏休みだ。
梅雨はまだ開けず、雨降りの毎日が続いている。

長男は話すといつも自分の物づくりの面白いアイデアを話してくれる。ただ、まだ実装力を持ち合わせていないので、アイデアばかりで物を作ることをしない。どうにか親としてうまくサポートしてやれないかなと思う。
よく世の中では、あまり直接的に教えるとかよりは、自分で考えさせたほうがよい、なんていうのだけど、自分の物を作れるようになった方法を考えると、とにかく人のやり方をまず真似て手順を頭に入れてしまってから、本当に物作りというものが始まる気がしている。だから、ともかく完成品を作ってみせて、その作り方を一緒になぞってやってみるというのが良いのかなと思ったりする。



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2019年7月24日水曜日

雨ふりの子

激しい雨が降っていたのに、帰る頃には晴れ間すら見えた。
世界はどうにも自分の預かり知らない力学なるもので動いていて、何をどうしても無駄なんじゃないか、というのが私の世代か、少し上の世代から延々続いている時代感覚ではないかと思ったりする。私の時代の少し上には、その日常を破壊せんという感じの話がいくつもあり、そんな日常でもよいではないか、というものが私の時代に作られ、地震と原発によって我らの日常は奪われた、とはいえこの日常の終わった先に何があるかをちゃんと示した作品はまだあまりない。少なくとも非常に大衆に広く知られるようになったようなものではない。たぶん。
結局その先にも日常が続くんだよ、というのは正常化バイアスにまみれた希望的観測に過ぎない。先の戦争で死んだ人も、先の先の戦争で死んだ人も、先の先の先の戦争で死んだ人も、それぞれの日常を持っていたのだ。日常は奪われる。ある日、なんの脈絡もなく、善人だろうが、偉人だろうが、幼子であってすら、唐突に奪われる。
ただ、それでも私は、私達は、希望に満ちた、甘い空言ではなくて、信じられるような強度のある物語を紡がなくてはならない。生まれついての魔法も、トラックに轢かれた異世界もないこの場所で、それでも確かに世界はやはり我々のものだと信じるに足りる嘘を。
我らのために。我らの子のために。我らの子の子のために。

2019年7月23日火曜日

Rocksmithをやってる

Rocksmith 2014 Edition - Remastered はスチームのセールで非常に安かったんだけど、ケーブルが3,000円くらいしたし、エレキギターが8,000円くらいした。しかしそこはそれ、デラックスな品質の専用コントローラーだと考えるとそこまで高くもない。サウンドハウスで一番安いのを買った。
それで買ってから何週間か、一日30分くらいはやっているけど、ギターが弾けるようになったかというと特になってない。ゲーム自体は微妙に進行しているし大変楽しいけど、ギターは弾けるようになってない。そもそもギターが弾きたくて始めてない。音ゲーがしたかったのである。

音ゲーとして捉えると、このゲームは超むずい。
まず弦をちゃんと弾いて音を出すだけで一苦労であるし、コードは難易度調整的にどうなんだそれという形で指を曲げることを強いられたりするし、押さえる指先は痛くて気づけば皮膚が硬質化しつつある。
しかしその分、異常なまでの奥深さがあり、普通に演奏してスコアを取るだけでなく、いい感じに聞こえるように弾きたくなってくるし、弾けると大変気持ちいい。これは良いゲームだ。終わりすら見えない。専コン(エレキギター)は重いけど弾くと良い音も出るし、なんせ良い。楽しい。



Rocksmith 2014 Edition Remastered
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2019年7月22日月曜日

スローターハウス5を読み直している

ツイッターで好きな小説をいくつか上げたときにふと忘れていたスローターハウス5をkindleで買い直して読んでいた。ヴォネガットの本はどれも、その物語の厳しさみたいなものに反して、ぱっと読んでしまう軽やかさを持っている。
そのスタイルの差っていうのは年代なんかにもよるのかもしれないけど、ディックなんかがものすごくきっちりと物語の中の時間に寄り添って逃げ道のない重厚な語り口であるのに対して、ヴォネガットはあの気のいいヒゲのおじさんがホラなのかなんなのか分からない調子で話しているような気がする。スローターハウス5では小説としてはちょっとびっくりするくらい長い前書き(というよりプロローグみたいなもんだけど)が入ってくるので、よりそんな感じがする。
本というものがあまり読まれなくなった現代においては、ヴォネガットみたいな軽さのほうがより受け入れられるかもしれない。

話自体は、とても好きな作品であるけど、これがなんなのか述べることはむずかしい。我々は時間をひとつの方向に過ぎていくものだと捉えているけど、本当はそうでもないのかもしれない。私は生まれてきて良かったと思うようなあの素晴らしい瞬間の中にいるし、また、生きているのが全く嫌になってしまうようなあの最悪の瞬間の中で立ちすくんでいるのかもしれない。そういう話だ。
これはタイタンの妖女のラムフォードがまさにそう言うことを語っている。



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2019年7月19日金曜日

まず書き直さないで進む

文章を書くとき、とくに小説を書くときは、いつも何度もその場で書き直しては進むというようなやり方をしていた。だから全体を通して書き直すことはほとんどなくて、というか読み直すことすらほとんどなかった。
で、文章を書き直しているときの自分の精神状態を観察してみると、書き直すことでとにかく集中力が削がれてストレスを感じていると思った。そのため、日記を毎日書いたり、小説を再び書き出すには、この癖を直すことに集中しなければならないのではないかと思った。
だからとにかくまず思いつくままに書くことを重視して、思ったことを全部書いたあとで別途書き直すフェーズを用意するというのがよいのではないかと思った。
そして、それは多分みんなが普通やっている方法だ。

2019年7月18日木曜日

Leetcodeの問題文で悩む

Leetcode解いてる。英語が下手であることで苦戦することがままある。

https://leetcode.com/problems/maximum-binary-tree/

この問題の説明が、

  1. The root is the maximum number in the array.
  2. The left subtree is the maximum tree constructed from left part subarray divided by the maximum number.
  3. The right subtree is the maximum tree constructed from right part subarray divided by the maximum number.

って書いてあって、正直なんのことかよくわからなかった。
最大値で割れる? 数値が? サンプル割れてなくない?
とか思っててフォーラムを見ると、問題文が悪いしdivideじゃなくてpartitionって書くべきだと言ってる人がいて、「割り算」のことじゃなくて、「分割」しろってことかとやっとわかって、配列を渡されたら、最大値を自分の値にして、その最大値の左側が左のツリー、右側が右のツリーのバイナリツリーを構築しろという問題だとわかった。

問題自体は特に悩むようなところのないものだったので、題意を理解するのが一番大変だった。これが問題をやってるとそこそこ発生する。プログラミング言語の前にまず英語をもうちょい習得する必要があるのかもしれない。


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2019年7月17日水曜日

Bloodstainedクリアした

Bloodstainedクリアした。月下の夜想曲と蒼月の十字架をやったことがあったんだけど、完全にその系譜っていうか、そんなどころじゃなくぴたりと同じ列に並んでるタイトルだった。ちょびちょびジャンプしてキャンセルしながら切りかかったりするところすら同じだった。
同じだったので、完全に同じように面白かった。
斬月の顔がありがちな男前じゃなくて、なんかムイッと口をひん曲げてるオッサンであったのが非常に良かったですね。まあ月下の夜想曲と同じ感じのゲームなので、最後はヴェルマンウェ枠の武器で蹂躙っすよ。

2019年6月9日日曜日

グラボが壊れた

長男が「画面真っ暗になっちゃった」というので、PCを再起動してみるとグラボがPCから認識されなくなっていた。挿し直したり、掃除したりしても全く状況が変わらない。どうしようもないので、GeForce GTX1660を買った。
これまで使っていたのが760なので三世代も進んでいて、ボードは小さく、省電力になって、当然性能は高い。値段もややお安くなっている。最近はさすがに最新のAAAタイトルは低い設定で動かすだけでも辛くなってきていたので、時期的にも悪くなかったと思う。
長男も大好きなThe Witnessが出来てニッコリである。

オンボードのグラボに一時期なって驚いたのは、逆転裁判みたいな2Dゲーでもボタンのエフェクトなんかが非常に鈍くなっていたことだった。なんとなくオンボードでも2Dゲーならまあまあ出来るだろうと思っていたのだけど、そうでもないらしい。



2019年6月6日木曜日

ゴキブリがいっぱい出た

築数十年の古くて隙間の多い長屋で、飲食店やコンビニが周辺にあるし、ゴキブリが出るのは仕方ない。毎年夏が来ると何度か目にするし、ホウ酸団子だのコンバットだのを家のあちこちに配置して、なんとか過ごしてきた。
とはいえ、一日に四匹もゴキブリが出て、すべて逃さず倒したのは人生でも初めてである。いや二匹すら初めてだったから、三匹目以降は感覚が鋭敏になってて、電気が消えてる玄関でふと目の端に見えた使ってない園芸用の柵の上に動かないでいるヤツまで見つけた。全部やっつけたのち、とにかく隙間に吹いておいたら30日間はゴキブリを殺すとかいう恐ろしげなスプレーを家のあちこちに噴霧しておいた。

今年は一度ずいぶん暑い日が続き、それから急激に冷え込み、そして数日した今日はまた非常に暑くて、嫌な湿気だ。つまりこういうことだと思う。ゴキブリが暑くなって増える、温度が下がって活動が低下して餌が取れなくなる、そこで温度が戻る、じゃじゃーん、餌が欲しくなったゴキブリが人前に大登場ってわけだ。
やだもう。



2019年5月7日火曜日

Maker faire kyotoと張り子

Maker faire kyotoに行ってきた。
一番良かったのは3Dプリンターで張り子の型を作ってるという方の作品で、ちょうど3Dプリントの表面仕上げに和紙を使えるんじゃないかと思っていて興味を惹かれて見たんだけど、それ以上に作品が可愛くてたまらなかった。

https://makezine.jp/event/makers-mfk2019/m0058/
(↑この人作品)

帰り道でうちの奥さんともあれって売ってなかったのかなぁ、という話をしていたのだけど、たぶん同じ人の作品(というか原型をもとにしたもの?)が売ってるショップが有って、すごい物欲がわきわきしている。

https://goodjob-online.com/eccube/html/products/detail/297



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2019年5月3日金曜日

EYEMAZEのGROWがまだやれて驚いた

小学生の長男が面白そうなゲーム見つけた! って見せてきたプレイ動画がEYEMAZEのGROWだった。GROWはFLASHゲーム界隈ではとても有名なゲームで、たぶん15年くらい前には自分の周りではみんなやってた。
息子が自分が好きだったゲームを面白そうだと思ったことが嬉しくて、調べてみると、未だにFLASH版はプレイできるし、Android版も公開されているし、バリバリアクティブに開発が続いているっぽい。

http://www.eyezmaze.com/jp/index.html

すごい。私も頑張ろうと思った。

2019年4月22日月曜日

3Dプリンターでぴったりしたケースを作るのは楽しい


子供の踏切のおもちゃを作った。
プログラムとか動作は特にどうということもないのだけど、今回はちょうどのサイズになるようなケースを3Dプリンタで作ることをあれこれ試行錯誤してみた。特にサーボがはまってる部分なんかは特に固定はなく、ぴったりはまっているだけで動かないようになっていたりして、作っていて楽しかった。3Dプリントの楽しさの大部分が、計測した部品に対して、オーダーメイドみたいなぴったりのサイズで固定部などを作れるということで、これは本当にパズルのような感じがする。

ジョイスティックの部分はかなり動く部分がタイトになってしまって、角度によってはうまく倒れないようになってしまったのが失敗だった。たぶん上からスティックをはめられるちょうどの高さではなくて、もう少しケースを高めにして穴をせばめて、下からスティックが顔をだすような形で作るのが正解っぽい。

制御部に関しては、安物のクローンArduino nanoを、超安物の小型ブレッドボードにさして、ブレッドボードにもとからついてる両面テープでくっつけた。このブレッドボードが一枚60円ちょいくらいで激しく安くてよかった。色もカラフルで製品に組み込むと楽しそう。

動画タイトルにもある通り、あまり次男のお気に入りにはなれなかったのだけど、こういうぴったしケースを作りたいと前々から思っていたので、作れてよかった。あとはもうちょいどういうものがより楽しんでもらえるかとか、そういうことに真剣に向き合ったほうが良いのかなと思う。



2019年3月7日木曜日

日記みたいにふつうにしゃべるみたいに動画を作る


ごく普通に動画を撮りたいなと思った。
ものを作っているところをただ撮って、普通に喋って。
そう思ってやったのだけど、通常の動画編集の数倍かかった感じになった。

そうなってしまった原因としては、スタイルが固まらなくて、最初はすごいモノローグ風に喋ってたり、しゃべる内容自体も何度も何度も書き直したり、ということがあるのだけど、次からはまとまったからささっとできるのではないだろうか。
できてほしい。



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2019年1月23日水曜日

水木先生死なないで!/昭和史(水木しげる)

水木しげるの昭和史を読んでいる。
内容はこれまでにいくつか読んだ水木先生のエッセイや、あれこれの短編などから割と知っていたりもするのだけど、これこそが中心というような作品で、実際の日本の歴史と、水木先生の人生が縦と横になって張り巡らされていて、時間を忘れて読んでいる。
とくに戦地に行った水木先生が敗走していくところは、本当に何度も水木先生が死ぬんじゃないかと思った。というか、水木先生が描く(自伝ではない)玉砕の話だとまず全員死ぬようなシチュエーションに、それも一度ならず何度も出会うのに、水木先生は生き抜いてしまう。この人こそ一番漫画の主人公なんじゃないかという気がする。
戦争が終わり、自分は本当に明日も明後日も生きられるのだ、と思って水木先生が笑い声を上げるシーンがまた良い。果てしない希望を感じる。我々は生きている。




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2019年1月15日火曜日

モックをいっぱい作って出さない

仕事ではかなり作業が早い人間である。知能や技術力では人より優れたところがあるわけではなくても、その生産力という武器があるおかげで、なんとか食ってこられたと言っても過言ではない。プログラムだろうが、発表資料だろうが、マニュアルだろうが、手順書だろうが、とにかくさっさと仕上がる。指摘事項があればすぐに直す。

趣味では、全然生産力が足りない。たまに思い出したように毎日作ったりするけど、普段は全然作れない。これは本当に自分を十数年という単位で苦しめてきた問題で、別に、時間がそんなにもないとか、疲れ果てているとか、憂鬱でやる気がないとか、ネタが完全に切れているとか、そういうこともないのに、漠然と作れない。
原因がはっきりしないので、根本的に解決できたことはない。
たいていの場合、何もできていないと思ったら、クオリティを下げてでも出そうと考えることで、なんとかやってきた。しかしその効き目も一時的なものだ。いつの間にかまた作れない時期が来る。
たとえば風邪を引いたとか、そういうちょっとタイミングを狂わされるようなことがあってさっぱり作り方がわからなくなる。動画を取るとか自分がやっていたということが信じられないくらいさっぱりわからなくなる。
これは驚くべきことに、仕事とまったく同じプログラムですら、趣味だと進まなくなる。簡単にそうなる。毎日毎日やっていて、多少周りがうるさかろうが、割り込みが入ろうが、仕事ではどんどん進むようなあのプログラムが、家では進まない。

もちろん家では金が貰えないというのはあるし、仕事場では強制的に仕事をやらされるということはあるとは思う。しかし別に会社にいるときだって、そんなに強く、これを書いたら金がもらえるぜ! と思ってるわけじゃないし、ぼんやりしていたって何を言われる訳でもない自由な職場なので、強制力が強いわけでもない。

では何が違うのか、と考えると、そもそも仕事で働いているときは、自分は取り掛かるのがなにより早い気がする。考えがまとまるより早く手を動かして文章やプログラムを書き始めているし、ちゃんと考えるのはそれで具体的な検討事項にあたったときか、どうしてもうまくいかないとき、それから出来上がったあとだ。私はたいていのものを作って出来上がったものを見て検討しようと考えていて、だから考えるより先に作り出すという習性がある。もちろんそのために手戻りが発生するので、出来る限り業務を早く進める必要があり、結果としてやたらと早くあれこれを仕上げられるようになったのではないか。

反対に、遅い趣味のあれこれの場合、自分は出来上がりを見て検討していない。
というか、自分の生産力が趣味において非常に低いということが大変気になっているので、多少出来が悪くても出していこうという気持ちがあるために、出来上がり=公開みたいな状態があり、そのため逆に作っている最中や作り出す前に非常に大きく悩む。作り始めたら公開が待っているのだから、ちゃんと作らないとだめだと感じてしまう。これは悪循環だと思う。

思うに、モックを作る、モックを作ってから考えてみる、ということを趣味でも習慣化してみるべきなのかもしれない。この文章でも実際最初から最後まで一気に書いていて、結構今現在消耗している感じもあり、この疲れた感が次へのやる気を奪っているんじゃないかという気もある。本当は、思いついたことを何ワードか書いて、適当にインデックスみたいなものを書いておいて、作り上げた気持ちになって、あとから埋めたほうが楽に良いものを作れたかもしれない。

そういうわけで、人に見せるわけではない、本当に適当にざっくり作ったものを、ひとまず作っていこうかなと考えている。それはたぶん全く完成品には利用できないくらいに離れたものでもよくて、1時間以内くらいでひとまずできちゃう、みたいなものを目指して行きたい。とにかく複雑なことを考えず、難しくなく、検討をするためだけの模造品を作っていきたい。
これを続けることで、仕事で持ってるような生産力が、趣味でもいつでも行使できるようになると良いなと思う。そうなれば、はるか昔に諦めた小説家の夢だって、案外手の届くところにあるかもしれない。ないかもしれないけど。



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2019年1月12日土曜日

1PasswordからEnpassに乗り換えた

パスワード管理ソフトに昔から1Passwordを使っていたけど、最近はやや不満なこともあった。現在の1Passwordは月額性になっていて、私の昔買い切りで買ったバージョンはすでに古く、いつまでちゃんとサポートされるのか不透明で、なによりChrome拡張がやたらと遅い。
そんなこんなで、Enpassというソフトに乗り換えた。

EnpassはPC版だけなら無料で提供されていて(Windows Helloとかダークテーマを使えるプレミアム版もある)、スマホ版アプリを使うときだけ600円ちょいの買い切りだった。これは1Passwordから考えるとかなり安いんだけど、機能は殆ど遜色ない。Dropboxとかを使ってのパスワード共有もできるし、ブラウザ拡張から利用・追加・更新
も出来る。Chrome拡張の速度も軽快だった。

1Passwordからの移行はCSVエクスポート・インポートで可能で、さっさと終わった。ただEnpassに取り込むと各ログインのタイトルがすべて失われてしまったので、200近くあるアカウントのタイトルをすべて手打ちしたのは辛かった。ともあれ、完全に乗り換えもできたし満足である。

2019年1月8日火曜日

水木しげる全集のガイド本

水木先生の漫画は完全に全集になっていてkindleで買える。
ただ、細かい作品とかは全集は多すぎてどこに収録されているのかよくわからず、ついつい個別に買ったりもしていたのだけど、全集のどこに何が入っているかという本が無料で配布されていることに気づいた。


うわ、これなら完全に全集で買うべきだったじゃん!
となっている。

不可能とはわかりつつ、steamのバンドルみたいに持ってるやつの値段はさっぴかれたら便利なのにと思った。