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2014年11月25日火曜日

クソ安い中国製Arduino互換機の買い方

Banggood.comとかで普通に買う。
ペイパルも使える。
(中国の配送はすげーいい加減なのでペイパル使うの推奨)



Banggood.comは中国の通販サイトで、クアッドコプターなんかも安いらしいのでその方面では購入のレビューなんかもいくつかあり、それなりに信頼がおけそうなので買ってみた。結構度肝を抜かれることとしては、普通のもの買うくらいなら送料無料っぽい。
どうなってんだそれ。

買ったのはArduino pro mini 328 3.3vとnano 328互換機。pro 3.3vは名前の通り3.3vで駆動して、その分ピンヘッダとかUSB接続を省略してあるもの。nanoはproよりは多少大きいけどUSB接続もできる小さなArduino。それらの中国製の互換機を注文してみた。ちなみにちゃんと互換機だと元から銘打たれてるし、互換機を販売することはそもそも認められているので、違法性とかはない。

値段はpro 3.3vが3個以上購入のボリュームディスカウントで$3.83。nanoが同じボリュームディスカウントでusb mini Bケーブル付きで$3.07。お前マジかという値段である。上記のとおり送料無料で、Paypalで支払ったらちょうど一週間くらいで届いた。


どっさり。


パッケージがすごいイカしてると思った。


で、こっちがnano互換機。

とりあえずすごい注意しなければならないこととしては、このバカ安く国内ならミニBケーブル分の値段で買えるnano互換機は、ブレッドボードに絶妙に刺さらないサイズであるということだ。
だから安いのかもしれないけど、とにかくギリギリ刺さらない。片側のピンヘッダを刺すともう一方はちょうど穴と穴の間になる。なので、足はペンチなんかを使って無理やり広げるか縮めるかしないとならない。もっとも$3でArduino nano互換機が買えるんだから、私には特に文句はない。金はないが時間はあるので、どんだけでもペンチで足を揃える所存である。

足を揃えてUSBケーブルを接続すると普通にArduino IDEからnanoとして書き込むことは出来たし、Lチカもすんなり完了した。もっともまだアナログ周りとかをチェックはしていないので、本当は全然使えなかったとかいうことになるかもしれないが、たぶん大丈夫じゃないかなと思ったりしている。

pro 3.3v互換機の方はまだ使っていないので分からないが、すくなくともピンヘッダ(自分でハンダ付けする)を仮止めしてブレッドボードに合わせてみたところ、問題なく刺さるようではあった。



Arduinoが安いと何が嬉しいのかっていうと、もちろんそれは作品に埋め込みやすくなるということである。私のような貧乏根性に手足を生やしたような人間だと、Arduinoは完成した作品に埋め込んで使える値段ではない。
なので、普段は作品を作って、動画を撮ったら、取り外して次の作品に使いまわしている。ただこれだと作品をすぐ動かすことはできないし、いざ後から動かそうとしてもプログラムが見つからないなんて事になる(Githubとかに出来たプログラムを上げとけばいいのかもしれない)。

Arduinoが数百円とかだと、何か作った時にそのまま埋め込んでおける。これはとっても良いことである。息子が「これやるー」と言ってきたときにも「それは死んでるから無理である」とか言わなくても済む。それは大変良いことなのである。



ちなみにBanggood.comはいろいろなものが売られててとても楽しいんだけど、一回見るとアドセンスか何かの広告がこればっかりになる。しかも自動ピッキング機って鍵穴に突っ込んでトリガー引くと解錠してくれる機械を売ろうとしてきたりするのでいろいろアレ。



使ったこと無いけど、aliexpressとかDealeXtremeとかも有名なのでその辺でもいいかも。



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