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2013年4月28日日曜日

スカルピーでフィギュアを作る1

美少女フィギュアの作り方を読みながらとりあえず練習中。
Ch2-3頭部の作成~Ch2-4前髪の作成まで。
おおよそ二時間くらい。


 
子供の頃に適当に粘土をこねたくらいしか経験がないので、目とか口とかこんな細かいモノをどうやって作れば良いのか皆目見当もつかなかった。うちにはヘラがないのだけど、タミヤの調色スティックを使う人も多い、と妻に教えてもらったのでそれを使った。

タミヤの調色スティック。
 

正直あまり上手くできていないけど、プロの作例と比べても仕方ないと思って進める。
基本的に完成させることを重視していきたい。どういうものでも最初のうちから完成度を求めるとたいていやめてしまうことになる。まずは作れるようになることだ。完成度っていうのはそれからでいい。まずはスタートラインに並ばなければならない。

もっとも二時間あまり粘土に細かい模様を刻むという経験を通して、なんとなく分かることもあった。こういう知らないことが分かって、手がそれを出来るようになっていくというのはとても気持ちが良い。
やったことの無い人に文章で書いてもおそらく分からないし、分かる人には何を当然のことを言っているのだ、と思われるだろうけど、どうも粘土に模様を入れていく時に重要なのは、鋭い部分で線を引くというのではなくて(そういう風にやるべき部分もあるだろうけど)、面で粘土を押し下げていくことだ。

最初は線を引いて粘土を削り取ろうとしたが、線を入れると脇が盛り上がってしまうし、削ろうと思っても狙った量だけ薄く剥がすなんていうのは私の器用さでは無理だった。やはり自分には向いていないんじゃないかと思ったが、ラジオを聞きながら無心で作業していると心地よく、そのうちに押し下げた方がぐっと上手くいくなと分かってきた。


 この調色スティックの場合は、スプーンの背の中心の部分で目や口の中の部分なんかをまず押し下げて、それからスプーンのエッジの部分で目や口の境界部分の土手を作った。
それが正解なのか知らないが、少なくとも自分の思うとおりの形に近づくようになってきた。

まだ道は果てしなく遠いのだろうけど、こうしてゼロから始まったことが、ほんの少しでも思うようになってくるのは嬉しい。もしかしたらいつか私にも、ちゃんとした物が作れるのではないか、という希望を感じる。




すぐできる 美少女フィギュアの作り方
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丁寧だしたぶん良い本だと思う。

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エアブラシのときの調色とかに使ってたけど、粘土にも使える。
あと商品ページのコメントが異様に熱い。