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2013年5月29日水曜日

Android連携黒電話というアイデア

Android連携黒電話というアイデアを考えた。

AndroidにはADKというアクセサリを開発するためのキットがあって、仕様にさほど詳しいわけではないから間違っているかもしれないけど、Androidの本体とAruduinoの間で相互にUSBを介してデータ通信を行うことが出来る。

で、日本には黒電話という電話機があって、ダイヤルパルス方式という回線の接・断で発信先番号を決めたり回線を切断したりできる機能を持っている。接・断の間隔は1:1で、0.1秒または、0.05秒の間隔で回線を接・断すればよい。誤差は20%程度まで許容されるらしく結構ゆるい仕様で、電話機のフックスイッチを断続的に押したり放したりすることで電話をかけられる器用な人もいるらしい。

それならば、使わない中華パッドみたいなものを電話機の横に接続して、自作した電話帳アプリから相手先を選んで、電話機の内部回路に割り込ませたAruduinoから回路を切ったりつないだりすれば、Androidの電話帳機能を持つ黒電話という物が作れるのではないか。
中身の構成は見たことがないので分からないが、ちょっと考えただけなら簡単なことに思える。
さらには、電話が着信したときは当然ベルを鳴らしたりする回路に電気が流れるので、それを検知して、受話器を上げたときと同じ回路を形成して、入ってくる音声信号をAruduinoからAndroid側に入力して、留守録機能を作ったりできるだろうし、それをWebブラウザから確認することも、ファイルとして記録することも、メールに添付して送ることだってさほど難しくなさそうだ。

これは面白い。良い課題だ。うまくやればMake: Japanとかに載れちゃうんじゃないか。
今朝4時頃にそういうことを思いついて眠れなくなり、3時間ほどあれこれ考えたり調べたりしたのち、最終的に電話機を改造するのは法律的にアウトであるということを知って、がっかりしたまま一日を過ごし、今、没ネタとしてここに書き殴っている。
公衆回線につなぐ以上、なかなか厳しいようだ。

ただ、うちの電話は光電話なのだけど、そのあたりがどのような違いになるのか、その辺は分からなかった。光回線から電話機に給電されている訳は無いだろうから、終端装置のアダプタから電話機に給電されているんじゃないか、とか。それなら何かしら失敗しても公衆回線に迷惑をかけるわけじゃ無いから良いんではないか、とか(もっとも電話機の改造そのものが違法っぽいので駄目だろうが)。

あと、抜け道としては、電話機そのものには手を加えないで、電話機の受話口と通話口にマイクとスピーカーを貼り付けて受話器は常時上がった状態にしておいて、Androidから電話先を選ぶとソレノイドでフックスイッチを押し下げて発信するとか出来るなとは思った(スピーカーからプッシュ信号を出力したって良い)。かかってきたときは呼び出しベルの音を検知してソレノイドを動かして受話を行い、留守録メッセージをスピーカーから出力して、マイクから拾えばいい。
あれこれくっつけたり、マイクをくっつけて利用できるかとか、スピーカーくっつけて相手に聞こえるかとか、面倒くさそうな問題は色々あるかなと思った。

とりあえずADKを使って電話帳の相手を選んだらプッシュ信号を鳴らしたり、パルス信号の形式で電圧を出力したりみたいなやつくらいは一回作ってみても良いかなと思う。




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