ばかおもちゃ本店:Youtube twitter:@sashimizakana Amazon.co.jpアソシエイト

2016年5月30日月曜日

タイプライターを買った/Brother young elite

気まぐれで、ブラザーのタイプライターをヤフオクで買った。
落札額は¥1,000で、送料は¥1,200ほどで、送料のほうが高い。もっとも送料以下の値段で自分の行動範囲からタイプライターを探すのは無理だろう。

▲Brother Young elite
ヤングエリートは売れたものらしくオークションでの取り扱いもかなり多い。私の実家にも英文科卒の母が卒論を書くときに使った同じものがある。母が言うには、シンプルでほかのタイプライターに比べれば手頃だったこともあり、大学生などが卒論を書くときによく使ったらしい。そのことを裏付けるように、このタイプライターのフタの裏側には大学名と英文科であること、それに購入者の氏名と購入日らしき日付が記してあった。70年代ということなので、ちょうど私の母と同じころに大学生だった人のものだったのだろう。

これを買ったのは、タイプライター風のBluetoothキーボードが発売されるというニュースを読んだからだ。それはナイスである。ただ、こういう趣味の品物にありがちなことではあるが、値段が結構高く、また微妙にタイプライターとしての納得感の無さもある。単にタイプライターっぽい表面ってだけで、もっとごっつくてうるさくて、キーが重くて、それでこそタイプライターだろう。

それならば、タイプライター買って回路ねじ込めばいいじゃねえか!
おりゃ! という気持ちになって、気づけばヤフオクに入札していた。
完全に思い余った感じである。

▲たぶん古いリボンのはずだが、驚くべきことにぎりぎり書ける
それで、作業進捗だが、見事に小さくまとめてあり、がっちりしていて、余計なボタンなど仕込める隙間はない感じであって、かなり頑張らないと難しいかなという感じ。ただ、見た目として可愛いということで、妻は気に入っているようなので、まあ置いておくだけでも良いかもしれない。

ちなみにインクリボンは互換性のあるものが現在でも作られているが、大量生産されているわけではないので、¥1,000を超えていてもはやこのタイプライターより高い。



高ぇ!