やっとドラハンドの動画が出来た。
先に書いておくべきこととしては、このドラハンドの仕組みはSparkFunの公式動画で真空ポンプの活用例としてあげられていたもので私が考えたものではないということ。また、そもそもの仕組みはUniversal gripperというコーネル大学の研究チームが作成したものであるそう。
材料はSparkFunの真空ポンプ以外はホームセンターやスーパーで買い集められるものなので、大変気軽に作ることが出来るので、試してみると楽しいと思う。
動画ではかなりさらっと流したので以下に詳しく書いておく。
材料
- SparkFun ROB-10398 真空ポンプ 12V
- エアホース(たいていホームセンターで計り売りされている)
- ストッキング
- 風船
- じょうご
- ACアダプタ
- DCジャック
- コーヒー粉
たぶん全部で¥3,000すこしくらいのはず。
風船は大きさがつかめるもののサイズと関係するので、少し大きめのものが良いかもしれない。私は最初は100円均一のものを使ったが小さかったので、Amazonで12インチのものを買い直した。またじょうごについても、大きすぎたり、丸い形状だと風船を押し当てるときに支えてくれないので、直線的な形状の小さい奴を探した。これもAmazonで注文した。
ACアダプタは真空ポンプが12V1Aなので、それに余裕を持って対応できるものが必要だ。
私は秋月で12V2Aのものを注文した。一緒にDCジャックも頼んだが、これは好きにすればよい。スイッチつきのものを珍しく思って買ったが、結局中間に押しボタンスイッチを付けてそこでON/OFFするようにした(動画の途中で吸い付けてるやつがそれ)。
コーヒーの粉はコンビニで売ってたものをそのまま買ったが、本当は目の細かいものなんかの方が良かったりするかもしれない。もっとも真空ポンプは細かい粉を吸い込むと調子が悪くなるので、不安な気もする。
で、これらを組み合わせれば完成である。方法は動画を参照してほしい。
SparkFunの公式動画はカットもないのでわかりやすいので貼っておく。
ちなみに動画では、簡単に結構なんでもうまく吸い付くように見えるが、実際にはかなりコーヒー粉の量を調節する必要もあり、また角度なんかがまずいと持てないことが普通にある。コツとしてはしっかり押し当てて風船をちゃんと物に回り込ませることだ。
本物のUniversal Gripperは驚くほど簡単に色々なものを持っているが、なかなかそうはいかない。
おそらく非常に柔らかくて伸びるようなゴム素材と、目の細かい粉なんかを使っていて、軽く押し当てるだけで対象物に回り込むように変形するのではないかと思う。そういう素材を安く手に入れることが出来れば、また改良してみても良いかなと思う。
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風船。膨らましたまま長いこと放置とかすればいいのかも。
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WOW
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