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2014年8月13日水曜日

ハードルを下げ続ける

ゴミでもいいからとにかく作ると良いと常々思っているし、何回かそう書いている。
アホみたいなものでも毎日作っていると、なんだか生きていると思ってほっとするし精神安定上に良い。それがないと過去を振り返ったときに何もしていない気がして不安になる。

しかし最初のうちは良くても、それが続くと、ちょっと上手くなってきたり、人に褒められたりしてしまう。そうするとだんだんもっと上手くやりたくなってくる。そうすると賞賛の声が途絶えたり、自分の技術の向上に陰りがみえると、途端にやる気が失せる。
まずいことに、明らかに良くない作品をいくつも作ってしまうような時期は避けようがないし、全然上手くならない時期も平気で半年も一年も続くことがある。そうじゃない人もいるのかもしれないが、私の経験上は、それはそういうもんである。
そうして作ることにうんざりすると、あとは一生やらなくなるまであと一歩である。

しかし私にとっては続けるそれだけが目的であったはずだ。そんなわけで発想を変えればいいのだと思う。
つまり最初に作ったレベルより、作品の質を下げれば良いと思う。
上手くならなきゃならないなんて別に決まっていない。下手になってもいいはずだ。
だいたい続けるほどにネタは切れるし、作業そのものへの新鮮さも失せるのでやる気なんて無くなって当然なのだ。だからやる気も不要なレベルの作品をつくろう。人からは呆れられるだろうし、せっかく自分の作品をイカすと思ってくれてた人も勘違いだったと思ってどっかに行くだろうけど、気にしなければ良い。それは身の丈に合わぬ評価をされていただけである。

日記みたいなもんなんだから、良いとか悪いとかねえよ! ということである。


気にすんな!