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2016年10月27日木曜日

偏頭痛のこと

偏頭痛持ちである。中学生くらいから発症し始めて、20代前半まで2,3か月に一度くらいのペースで酷い頭痛に悩まされてきた。偏頭痛が始まる予兆はあって、左目の視界がギザギザのすりガラスを通したように欠けていき、次いで呂律が回らなくなり、視界と言語認識能力が低下する。この認識能力の低下というものは独特のもので、目に見える文字や、物が、それとわからなくなるというものだ。つまり知識として、あ、という文字が、あるいは財布、というものが、それがどういうものか知ってはいるのに、実際に見えるそれと結びつかない。目の前にあるのに「財布どこいった」と探し続けることになる。誰かにそれが財布だと指摘されると、よくよく見て、ああそうだとわかるようになる。
頭痛は一番酷い時間が2,3時間続き、そのあと完全に治るまで2日くらいかかる。もっとも酷いときの痛みは人に膝蹴りを頭に喰らい続けるくらいの痛みで、吐き気も併発する。ただ意識が朦朧としているせいか、そんなに痛くても眠れることが多いので、大抵の場合は無理矢理眠ってごまかしていた。本当は偏頭痛の予兆時に飲めば発生を抑えられる薬などあるらしいのだが、なんとなくごまかしているうちにオッサンになり、偏頭痛の起きる頻度も減った。会社の健康診断で医師に聞いたところ、年をとるうちに軽減する人が多いとの由。またネットでイブAが痛くなってからも効きやすいという話を読み、たしかに軽減できるようになったということもある。薬を飲むと1時間程度で多少マシになる。昔は頭痛を抑えると吐き気が前面に出て辛かったが、最近はマシでそういうことも少ない。
とはいえ、目が覚めるといきなり頭痛がして動けないというようなこともあり、そんな朝にこれを書いている。



【指定第2類医薬品】イブA錠 60錠
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