Arduinoなんかだと自分でどうにかするしかないけど、WindowsとかRaspberry Piだと当然普通のUSBコントローラーを使うことができる。電子工作なんかで使えるコントローラーとしてはmidiコントローラーなんかがデザインも良い。値段が安くてツマミやボタンも多いってことで、KORG nano KONTROL2なんかが結構人気っぽい。
midiコントローラーはNode.jsからでもnode-midiなんかのnpmで簡単に接続できる。私は更にKORG nano KONTROL2用に作られたkorg-nano-kontrolというライブラリを利用した。というか、そもそもこれを買おうと思ったきっかけ自体がこのnpmの作者の方のブログの記事である。
橋本商会 >> Node.jsとMIDIコントローラでHueを調光する
KORG nano KONTROL2との接続は簡単なので、あとは適当にサーボを動かしたりAquesTalkを実行したりするようなプログラムを書いた。サーボの動作にはpi-blasterを使ったので、ついでにNode.jsから利用するためのライブラリも書いた。
Rpiでサーボモーター使うたびにググったりしてるので、これで解決である。
sashimizakana/node-pi-servo
あとAquesTalkPiのライブラリとかも適当に書いて登録しようかと思ったが、そんなことやる前に動画上げねばと思ってやめた。気が向いたらまたやる。
一点最後までよくわからなかったのが、ツマミやノブの部分の初期値はどうやって取るのかということだ。動かしたときにはすぐ値が取得できるが、最初にどうなっているのかを知る方法が結局わからなかった。node-midiを見てみると、sysexという音源機器固有のメッセージなんかは無視する設定になっているっぽいので、それを受信するようにして中身を調べれば分かるのかもしれない。
ともあれ、いっぱいボタンがついているとそれだけで楽しい感じである。
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KORG (2011-04-29)
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もっとこういうのいっぱいありゃいいのに。