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2016年2月23日火曜日

どんな動画を作るか考える



この前の休みにいじってたドライバIC付きLEDつけてるだけ。

で、適当に5分くらい喋って、それから編集してる時に、こんなもん何を使ったかについて延々喋るのってあまり面白く無いなと思って、大半をばっさり切ってこれくらいの長さになった。それで、いったいこれからどういう動画を作ろうかなということについて考えた。

書いたとおり、よほど新規性のあることでも無い限り、どうやって動いているかなんてことを話すのはいまいちだと思う。何を言っているか分かっている人には聞くほどのことでもないし、何を言っているかわからない人には意味不明だし、これは良くない。

村上春樹が読書感想文の書き方、というお題で書いていたことで、私自身もその手法でやっていたので非常に納得のいったことなのだけど、読書感想文は思いつくまま関係ないことを書いて、それを最後にテーマに結びつければいいということがある。これを動画でもやれればいいのではと思った。適当に面白がって作ったものを見せて、それから思いつく面白いことを適当に喋って関係があるような顔をしてりゃいいということだ。

ともかく、ちょっとはしゃべる部分でも面白いことを言いたい。みんなが寝てしまうような授業みたいな解説ってのはやっぱやってる方も面白く無い。それなら、ダジャレのひとつも飛ばした方がよっぽどマシだ(もしかしてそういう考えでダジャレを飛ばす先生ってのは存在するのだろうか)。そんなわけで、適当に解説っぽい喋りのをいくつか上げたので、ここらとくに関係ないことを喋ったりしてみようかと思う。




ws2812だけどこっちのが主流っぽい。

2016年2月20日土曜日

niconicoに動画を上げるのをやめた

niconicoに動画を上げるのをやめた。
きっかけはごく些細なことで、私が前の動画で間違えたことを訂正したことに対して、先に「間違った情報を広めてすみません」というべきだ、というコメントがついたことだ。私は技術的な訂正に対して謝罪が必要だということを正しいとは思わなかったし、もやもやした気持ちになったのだけど、それでもそれにすごく怒ったとかいうことはない。Githubでバグの修正するときに「間違ったプログラムを拡散してすみません」とか書かなきゃならんような文化圏もあるのかもしれない。そんなのはバカげていると思うけど、そういう人もいるのは分からないではない。ただ、なんというか、自分が今居るのがそういう文化圏の中であり、また、ニコニコ動画ではそんなことに対して自分の意見をちゃんと言うことがたぶん無理なのだと思って、ふとイヤになってしまったという感じだ。

たとえば気安くて良い友だちだと思っていた奴らが、ファミレスで店員にすごく偉そうにしていて、そういうの良くないんじゃない? って言ったら、「なにそれ、優等生?」みたいなことを言われて、周りもニヤニヤ笑っているみたいな感じ。もはやその場では反論しても揉めるだけだろうし、たぶん反論したってわかってももらえないだろうみたいな、そんな気持ちだ。
ニコニコ動画に長文で反論なんてしたって誰が読むのか、実際読むのは関係ない第三者で、なんか必死になってる奴がいて嫌な感じだなーくらいにしか思われないだろう。また、言ったところで、そんなことをわざわざコメントしてくる人間に理解できるとも思えない。

適当にガマンして、無視して行けば良いじゃんとみんな言うのだろうし、きっとそうなんだろう。普段なら自分だってそうしたかもしれない。しかし、今回はたまたまそうじゃなかった。こいつと付き合ってて何かこれ以上面白いことあるのか? むしろこれから何回同じようなことをガマンするんだ? ここって全然俺の居場所じゃないし、めちゃめちゃ浮いてるじゃないか。そんな風に思い始めると、これまでガマンしてきたような欠点までまた目につき始めて、気づけば動画を削除するを連打していた。動画の制限が100M。埋め込みのプレーヤーが重い。投稿者コメントの改行が未だにタグとか打たなきゃならない。外部リンクすら貼れない。ああ、いやだいやだいやだ。

自分の動画で楽しんでくれた人が居たなら、それはとっても嬉しい。

自分の動画が何十万再生もされるなんて、考えたこともなかった。みんなが笑ってくれて、面白がってくれて、ものすごく嬉しかった。全自動スカートめくり機も、艦隊くりっかーも、ニコニコ動画に載せたから見つけてもらえたのだ。そもそもニコニコ技術部があって、まっくろくろいのさんが、アーケードPがいたから、技術を馬鹿馬鹿しいことに使うことが自分のやりたいことだと思えた。自分も彼らのように面白いものを作ったら、それは素敵なことだと思ったのだ。事実それは愉快なことだったし、家族くらいしか知らなくても(全自動スカートめくり機なんて誰に言えるというのか)、それは私の密かな自慢でもあった。本当に楽しかった。

だから、ニコニコ動画が悪い場所なのだとは思ったりはしない。ただ、自分も年をとった。私の前にはもはや無尽蔵の時間があるわけではなく、本当に自分が何をしたいのか、どのような場所にありたいのかということについて、ちょっと無理して付きあおうと思えなくなったのだ。

もっともこれからもYoutubeには動画を上げるし(今までの動画も残ってる)適当にやっていくつもりではある。ただ今までより、ちゃんとその存在が認識できる誰かに、楽しんで欲しい人に向けて、静かにやっていくのだろうというだけの話だ。

2016年2月16日火曜日

ドットマトリクスLEDキットを組み立てる



だいぶ前に買ったMAX7219搭載のドットマトリクスLEDキットを組み立てた。ごく簡単なものだけど、ドットマトリクスLEDは配線が面倒くさいのでキットになっていると楽でいい。Banggoodで5個$10ちょっとで買った。

組み立てに関しては動画で言ってるくらいしか注意点はない。
プログラムに関してはMAX7219の点灯用ライブラリはあちこちにあって、使えばだいたい簡単に出来る。今回はArduinoのLedControlというライブラリを使った。前に使ったときはFirmata経由でjohnny-fiveなんかを使ったような覚えもあるが、どちらにしても簡単に使える。

とりあえずこれを顔にして、四角いロボット的なものをつくってみようかなという感じ。冒頭で持ってるだけのPIRセンサとかも使って、近づいたら顔が表示されるようなやつにするつもりである。





たぶん同じものだけど、ここで買っても多分中国から発送される。

2016年2月14日日曜日

Raspberry Piの電源に/cheero CANVAS


始めてモバイルバッテリーでRaspberry Piを動かしたときに疑問に思ったことがあって、電気をオンにするときに毎回いちいちボタンを押さなきゃならないけど、そうじゃないバッテリーってのはあるのか。それがよくわからなかった。調べても書いてないし、でも見る限りどれも同じような仕様だし、電池代わりに使うなら、常に通電されてないとダメなのに、勝手に電源は落ちるし、いちいち手でオンにしないとならない。ひとつひとつ買って試しのもなあ、と。

どうやら、やはりモバイルバッテリーってのはたいがいそういう仕様であったらしく、最近逆にその仕様に沿っていない、つまり電流が微弱になっても一度オンにしたらオンのまま保持するというモバイルバッテリーが発売された。完全にRaspberry Piなんかで使うためのもので、IoT対応バッテリーというよくわからないキャッチフレーズが付いている。cheero CANVASがそれである。

仕様は上述の通りで、ボタンはついているが、一回押せば次に押すまで電源はつきっぱなしになる。だからその間ケーブルを抜き差ししても、再度オンにする必要はない。また過充電・過放電・短絡・発熱で自動停止という保護回路も入ってて単純に乾電池から給電したりするのに比べて安心でよい。
またサイズも小さくて何かの工作に仕込むには使いやすいと思う。

難点は値引きをしている現状の値段でもそれなりであるということ。バッテリーをそんなに安くすることは難しいのだろうけど、いろいろなものに仕込むにはちょっとつらいなあという感じ。




もっと安ければいいのになー。

2016年2月13日土曜日

ツマミがいっぱいついてて楽しいKORG nano KONTROL2で電子工作



Arduinoなんかだと自分でどうにかするしかないけど、WindowsとかRaspberry Piだと当然普通のUSBコントローラーを使うことができる。電子工作なんかで使えるコントローラーとしてはmidiコントローラーなんかがデザインも良い。値段が安くてツマミやボタンも多いってことで、KORG nano KONTROL2なんかが結構人気っぽい。

midiコントローラーはNode.jsからでもnode-midiなんかのnpmで簡単に接続できる。私は更にKORG nano KONTROL2用に作られたkorg-nano-kontrolというライブラリを利用した。というか、そもそもこれを買おうと思ったきっかけ自体がこのnpmの作者の方のブログの記事である。

橋本商会 >> Node.jsとMIDIコントローラでHueを調光する

KORG nano KONTROL2との接続は簡単なので、あとは適当にサーボを動かしたりAquesTalkを実行したりするようなプログラムを書いた。サーボの動作にはpi-blasterを使ったので、ついでにNode.jsから利用するためのライブラリも書いた。
Rpiでサーボモーター使うたびにググったりしてるので、これで解決である。

sashimizakana/node-pi-servo

あとAquesTalkPiのライブラリとかも適当に書いて登録しようかと思ったが、そんなことやる前に動画上げねばと思ってやめた。気が向いたらまたやる。

一点最後までよくわからなかったのが、ツマミやノブの部分の初期値はどうやって取るのかということだ。動かしたときにはすぐ値が取得できるが、最初にどうなっているのかを知る方法が結局わからなかった。node-midiを見てみると、sysexという音源機器固有のメッセージなんかは無視する設定になっているっぽいので、それを受信するようにして中身を調べれば分かるのかもしれない。

ともあれ、いっぱいボタンがついているとそれだけで楽しい感じである。




もっとこういうのいっぱいありゃいいのに。

2016年2月8日月曜日

マジックミラーでスマートミラーがつくれるらしい

マジックミラーのサンプルを取り寄せてみた。



そして字幕とか書くのが面倒くさいので普通に喋って動画を作った。

鏡販売センターというネット上のお店で7x7のサンプルが一枚300円くらいだった。スマートミラーについては最近Googleの社員が作ったという記事を読んだのだけど、去年の10月にもマイクロソフトの社員がGithubのコード付きで動画をあげていた。



すぐ作ったというけど、確かに鏡を確保さえすればあとはどうってことなくて、単純に液晶に白抜きで文字を表示すればいいだけで、工作としてはかなり手軽だ。もっともこのサイズのマジックミラーっていうと国内では1万円以上はかかりそうな感じはある。

それさえ用意できれば後は、鏡の扉を持った棚をこしらえればOKだろう。電子制御するなら、棚の中にいっぱいLEDを仕込んでおいて、点灯させることで開かずに中を確認するなんていうのも面白いかもしれない。

私はたぶんスマートミラーは作らないと思うが(大きいの用意するの高いし、便利そうでもない)、そういうような光が点灯すると中が見える、という仕組みを作って何か面白そうなおもちゃが作れないかなと考えてみたりはする。






ある程度透けていいなら、こういうのも手軽で良いかもしれない。