ひとつにはおっさんになって、やらなきゃならないつまらないことにも多少は我慢ができるようになったというところもあるだろう。また、動画を自分の机の上で撮ることになって、多少の見栄でもって片付けているというところもある。そもそも作業自体も机の上でやるので、ある程度片付いていないと作業効率にも影響する。
しかし一番大きな要因は、収納が沢山無いと部屋は片付かないと気づいたことだ。
ものがいっぱい有って片付かないなら、それは収納が足りていない可能性が高い。私がそうだったけど、たとえば棚の類をあまり買ったことがないとか、収納というものについてまじめに考えたことがなくて、部屋が片付かないという気がしているなら、それは単純に部屋の収納力に対してものが多すぎるのだ。
片付けの達人という類の人がテレビには出ていることがあるが、それらの人が一番良く言っているのも、いかにして使わないスペースに収納するかということである。もっともこれらは収納が増やせない程度に棚とかタンスとかがある家の場合で、あまりそういうものがなくて、ものが山積みになっている場合、単純に収納を買えばよい。
もっとも収納というのはそれなりに値段のするものであるし、なかなか適したサイズや適した形のものを見つけるのは難しい。これまで収納についてさほど考えたことがないなら、より難しいだろう。
解決策は適当に自分で作ることである。
収納なんてとどのつまり、ものが置ければ良いんだし、よほど高価な割れ物でも置かない限り多少壊れたり、見た目が悪くたって問題はない。ホームセンターにはそういうものに使える板やL字金具がいっぱい売ってるし値段も手頃である。
前置きが長くなったが、そういう動画を作った。
見ての通り、つかったのはすのこと木ねじと両面テープである。
両面テープは強力なタイプのやつを使えば、十分使用に耐えるし安いので剥がれてきたら貼り直せばよい。すのこは電源をひっぱってきたかったので利用したが、ちょっと安くて薄すぎるものを利用してしまった感はあった。もう少し分厚くて頑丈なヤツのほうがネジの利きも良くて、棚にするのに向いていたかもしれない。
ともかく私が言いたいのは、電動ドリル最高ということである。
電動ドリルがある人生を歩めることは大きな安心である。私のやつなんてかなり安いドリルなんだけど、いつだってパワフルだし穴のないところにもガッシガッシねじを止めてくれるので、こういった工作なら10分もあれば完成する。
ちなみに写真にはブラック&デッカーの電動ドライバーも写っているが、間違ってこっちを買ってはいけない。これはカラーボックスなんかを気軽に組み立てるものであって、ねじが切っていない木材にバキッとねじを打ち込むにはパワー不足である。
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