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2013年7月31日水曜日

Sublime TextでStino(Arduinoの開発環境プラグイン)をつかう

Sublime Textというエディタが良い感じだ。

Sublime Textはプログラミングなどの用途に便利なテキストエディタだ。統合開発環境の類ほど重たくなく、かつ一般的なテキストエディタと比べるとプラグインを入れればかなりの機能拡張も可能だ。私がそうなのだけど、Eclipseは重くてもっさりしてるからヤだけど、完全なテキストエディタよりはもうちょっと機能が欲しい、なんて人に向いている。
これまではNotepad++を使っていたのだけど、最近はこればかり使っている。

http://www.sublimetext.com/

説明するより試用は無制限なので、使ってみると良いと思う。
継続的な利用をするならライセンスを使ってね的な感じだが、特に機能制限や期間制限なんかは無いと思う(私はすぐライセンスを買ったので確かでは無い)。

実際の所、これで出来ることはおそらく大半がNotepad++でも出来るだろう。
Notepad++にも沢山の拡張機能が配布されているし、カスタマイズもできる。
なので、Sublime Textが優れている点は、出来ることより、使っている時の感触みたいな部分にあると思っている。

たとえばNotepad++で拡張機能を使おうと思うと、ファイルを落としてきてプラグインフォルダに入れる、という作業になるが、Sublime Textはパッケージ管理用のプラグインを最初に入れてしまえば、あとはエディタ内でコマンドを打ちリポジトリから拡張機能の一覧を出して選択するだけですぐにインストールができる。
削除するときも同様にコマンドからすぐに行うことができる。
これは些細なことではあるけど、非常に快適だ。

またSublime Textやプラグイン(の多く)はDefault設定とUser設定というものがあり、JSON形式なんかで基底の設定(Default)と、それを上書きする個人設定(User)をエディタ内で編集することが出来る。たとえばスペースかタブか、スペースの個数はとか、フォントの種類はとかそういう設定はUser設定に書いてしまえば良い。

プラグインはかなりの数があり、たとえばJavaScriptを開いたときにunderscore.jsのスニペットを出すとか、GitやSVNのコミットなんかをショートカットキーで出来るようにするものだとか、左側に表示されるファイラーの右クリックメニューにExplorerで開くを追加したり、デフォルトでは日本語入力がインラインに表示されないのでIMEのサポートを追加したりすることもできる。

で、表題の件だが、Arduinoの開発環境の代わりにSublime Textを使うこともできる。
Arduinoの開発環境はArduinoで必要なもの全部入りで便利っちゃ便利なんだけど、エディタとしてはやや貧弱だ。もちろん他のエディタで書いてコピペすれば良いんだけど、それはやっぱり面倒くさい。
Sublime Textならこの問題も解消するパッケージがある。

Stino https://github.com/Robot-Will/Stino

上記のStinoがそれだ。パッケージマネージャではArduino-like IDEという名前になる。
これを入れると、Arduinoのinoファイルを開くとメニュー内にArduinoという項目が表示されるようになって、そこからArduinoの開発環境で行えることがすべて出来るようになる。シリアルモニターもあって、これが他のファイルと一緒にタブに開いたりするのがなかなか良い。

ついでにパッケージ名Arduinoというスニペットも入れてしまえば入力補完もしてくれるようになる。もっともClassなんかに対応した補完をしてくれるわけではなくて、単純に全部の候補から絞り込むだけのものだが、何もないよりは良いという気もする。

というわけで、これでArduinoもSublime Textで書ける!
やったー!

と言いたいところなんだけど、どうもStinoのビルドプロセスは何かArduinoの開発環境と違う部分があるのか、コンパイルが全然通らなくなったりしてすごい困った。どうもスケッチブックフォルダなんかに関連しているらしいけど詳しいことはよく分からない。
私に分かるのはフォルダ名とファイル名を変えたらうまく動いたということだけだ。
もしかすると一回Arduino側でビルドしたものを、Stinoでビルドしようとすると、うまくパスを見つけられないとかそういう問題があるのかもしれない。ないかもしれない。とりあえず今のところは特に深入りするつもりはない。

ともかく

undefined reference to 'setup'
undefined reference to 'loop'

とか言われたらフォルダ名を変えてみたりすると良いかも。
この辺、もうちょっとよく分かったらまた書く。

2013年7月30日火曜日

Leap Motion+node.js+Arduinoでサーボモーターを動かす

Leap MotionをArduinoと連携させてサーボモーターを動かしてみた。先に動画。


動きが出るだけでぐっと楽しくなってくるね!

もうこの動画だけでニコニコ経由で来た人は私が何を作ろうとしているのか察しがついたんじゃないかと思うが、それはさておき、説明してみる。

前回書いた通りでLeap MotionのWebsocketサーバーにアクセスすることはできた。
で、次にArduinoを用意する。


ご存じだろうがArduinoは簡単に組み込み制御っぽいことを出来るやつで、値段からしても手軽さからしても大変ナイスな感じのおもちゃなのである。
個人的には圧倒的なコスパからAVRの8bitマイコンなんかをおもちゃに組み込むことが多いのだけど、今回はPCとシリアル通信するので手軽さからArduinoにした。

ArduinoはインストールするときにUSBをシリアルポートとして接続するドライバを含んでいるので、USBでプログラムを書き込むときのUSBに割り当てられたポートでそのまま通信ができる。
コードはこんな感じ。

#include <Servo.h>

Servo servo;
String str;

void setup()
{
  str = "";
  servo.attach(3);
  Serial.begin(9600);
  Serial.print("Start");
  servo.write(0);
}

void loop()
{
  if (Serial.available() > 0) 
  { 
      char c = Serial.read();
      Serial.print(c);
      if (c == '\n') 
      {
        servo.write(str.toInt());
        str = "";
      }
      else
      {
        str += c;
      }
  }
}

単純にシリアルを読み込んで改行があったらそれまでのデータを角度として数値にしてサーボモーターに書き出すだけだ。送られてきたものが数値じゃなかったらどうするなどは一切考慮していない。

次にnode.js側でLeap Motionの入力値をシリアルポートに書き出す必要がある。
これにはnode-serialportというモジュールを利用した。
npm install searialport でインストールできる。

ちなみに私の場合ArduinoのポートはCOM3だったので、COM3に書き出せば行ける。
コードは以下の通り。

var SerialPort = require("serialport").SerialPort;
var _u = require("underscore");
var begin = false;
var sp = new SerialPort('COM3', 
{
    baudRate: 9600,
});
sp.on('open',function()
{
    console.log("open");
});
sp.on('data',function(data)
{
    //最初のデータがあったら開始フラグを立てる
    begin = true;
});
sp.on('error', function(err) {
  console.log('err ' + err);
});

var counter = 
{
    data:[]
    ,count:0
    ,add:function(number)
    {
        if(this.data[number])
        {
            this.data[number].count += 1;
        }
        else
        {
            this.data[number] = 
            {
                number:number
                ,count:1
            };
        }
        //カウントを増やす
        this.count += 1;
    }
    ,mode:function(number)//最頻値を返す
    {
        var max = _u.max(this.data,function(d)
        {
            return d.count;
        })

        return max.number;
    }
    ,clear:function()
    {
        //カウントとデータをクリアする
        this.data = [];
        this.count = 0;
    }
};

var degree = 0;
var mode = 0;
var webSocket = require('ws'),
//Leapのサーバーに接続する
ws = new webSocket('ws://127.0.0.1:6437');
ws.on('message', function(data, flags) {
    var d = JSON.parse(data);
    if(d.hands && d.hands.length == 1)
    {
        var y = d.hands[0].direction[1];

        var v = parseFloat(y);
        v = v < 0 ? 0 : v;
        degree = v * 180;

        counter.add(Math.floor(degree));

        //五回計測して、最頻値を現在の角度とする
        if(counter.count > 5)
        {
            mode = counter.mode();
            counter.clear();
        }
     }
});

//定期的に現在の角度をシリアルポートに書き出す
setInterval(function()
{
    if(begin)
    {
        console.log(mode);
        sp.write(mode + "\n");
    }
},20)

たまにLeap Motionが外れた数値を出すときがあるので5回計測しての最頻値を返すようにしてあったり、今回の手の動かしかたから0未満を無視してあったり、データを送るのは20ミリ秒おきにしてあったりしてわかりにくいかも知れないが、単純にはLeap Motionからのデータを受けたら、それをCOM3に書き出してあるだけだ。

ごらんの通り、私が作成した部分の技術は非常に簡単なものだけど、自分の手の折り曲げに対応してサーボモーターが動いたときは、はじめてプログラムが動いたときのようにどきどきした。こういう未来的なデバイスが私のような人間にも手の届く程度の値段で、また簡単に扱える技術で作られているというのは、本当の未来に生きているなあという感じがする(オッサンぽい)。

というわけで未来的なスカートめくりの動画を今週・来週くらいまでに作り上げます。




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あると楽しい。

2013年7月28日日曜日

大人の科学新型ピンホール式プラネタリウム組み立て




部品はこんな感じ。発泡スチロールの台紙の表裏に入っていて、台座の部分と恒星原板が入っている。組み立てに必要なのはプラスドライバーのみ。もっともシール貼る部分が多いので精密ピンセットは色々活躍した。


 台座はこんな感じ。台座の部分は簡単だし組み立ていて楽しかった。


恒星球を組み立てるとこんな感じ。これが結構面倒くさい。細かく別れたパーツののりしろを何回も折り返して折り目付けたり、数十カ所にシール貼ったり、難しくは無いけど、単純作業が嫌いな人は辛いかも知れない。

南天と北天の原板が付いているんだけど、どちらかを貼り合わせてしまうので、差し替えて自由に見られるというものではない。そうしたいなら沢山のシールを剥がして、貼り直さなければならないだろう。あるいは原板だけ別売り(¥1,000)してくれるそうなので、どうしても欲しければそれを買ってもう一個作れば、恒星球自体は乗せてあるだけなので、簡単に差し替えられるだろう。

ちなみに中の電球もこだわりのものだそうで、¥500で売ってくれるとか。

んで点灯~。



夕方の部屋で付けたのであまりはっきりとは見えない。


もうちょい暗くなってから撮った。
長めに露光したりして撮ってるので実際の見た目より明るいくらい。
もっとも暗闇に目が慣れてくるとこれより明るく見える。
スイッチを入れると静止モードと回転モードが選べて、回転だと15分で一周する。
回転しているモーターは小さく、1メートルも離れれば音はほとんど聞こえない。
夜に寝ているところで動かしていれば気になる人もいるかもしれないが、普通には問題にならないだろう。ちなみに15分スイッチ操作が無いと電源は自動的に切れるそうだ。

なかなか綺麗に見えると思う。もちろん本物のプラネタリウムの代わりになるものではないし、ましてや本物の夜空と比べるのは無理がある。真ん中に電球を置いて穴開けてれば、仕組み上遠い所の星はぼやけて大きく見えるし、光もやや弱いのではないかと思う。

もっとも、本格的な家庭用プラネタリウムの機械は数万円もするものも多いようだし、¥3,500という値段から考えると、星が綺麗に回るインテリアくらいに考えれば充分綺麗に見えるし、見たことのある星座を見つけられるし良いのではないだろうか。



2013年7月27日土曜日

雪ミク いちご白無垢Verが届いたので写真9枚

雪ミク いちご白無垢Verが届いた。
注文したことすら完全に忘れていたがとにかく届いた。
開封してみる!



白い帯みたいなのが箱にはついていて、お歳暮みたいな感じ。
まあ私は箱はどんなに出来が良くても捨てることに決めてるが、でも可愛い。


中身。いつも通りパーツ多い。


雪見大福みたい。
ふと思ったが、リアルな雪見大福のフィギュアがあったら私は部屋に飾りたい。


交換パーツ。左側のはある奴を適当に組み合わせたものだけど、前髪と左足さえあれば、もう一体作ることができそう。暇があったらシリコンに沈めて複製してみようか。



後ろ髪はこんな感じ。邪馬台国的な。


角隠しか頭巾か分からないが、こうやって置くとヘルメットみたい。


交換パーツはまた瓶詰めにした。



2013 ねんどろいど 雪ミク いちご白無垢Ver.
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ちなみに定価は¥4,000。

2013年7月26日金曜日

LeapMotionことはじめ(Websocketのデータを受け取ってみるまで)

Leap Motionが届いた。



Leap MotionはPCに接続して、手の位置や動きなどを取得することが出来るデバイスだ。平たく言うと、MicrosoftのKinectの手だけ拾う版だと思えば良い。


公式のビデオ。

手しか使えないのになぜLeap Motionを買うのかというと、Kinectより大幅に小さいということと、Kinectより安いということに尽きる。送料込みでおおよそ$100、だいぶ円安になってしまったので価格のインパクトは薄れてきているが、それでもKinect for Windowsに比べれば安い。


裏面。


設置はドライバーを入れてからUSBで接続して、適当に手がセンサーから見える位置に置く。
そうすれば勝手に手を認識するので、後はデータを利用するだけだ。

公式のソフトにはこのLeap Motionを利用するゲームやツールなどのマーケットも付いているが、私が購入したのは自分でプログラムを組んで利用するためだ。このLeap MotionはSDKも無料でダウンロードできて、C++、C#、Python、JAVA、JavaScriptなどからデバイスに接続することが出来る。

一番簡単なのは、というか私が慣れているだけかもしれないが、Leap MotionはそのままでもWebSocketのサーバーを立ち上げるので、そこにJavaScriptで接続してしまえば、あっさりJSONでデータが流れ込んで来る。
以下を参考にした。


ここの画面に出てきているものと、OSが違うのかバージョンが違うのか、よく分からないがWebSocketについての設定は私のLeap Motionの設定画面には無かったが、netstatでポートを調べたらちゃんと利用していたので、あとはWebSocketでつなぐだけで良かった。
書いてある通り、wsのパッケージを入れてポート6437に接続したら、あとはmessageイベントでデータが流れてくる。
一番最初はLeap Motionのバージョン、次に手の情報が延々と流れてくる。
データは前述の通りJSONなので、JSON.parseを使えばそのまま利用できる。

とりあえず私は指を動かしている情報が欲しかったので、探したところpointablesというプロパティが指を表していて、認識されている指の数だけ配列として格納される。データとしては三次元のベクトルと、指の長さ(だと思う)のデータなどだ。どれが何指などという情報は見当たらないが、そのあたりは手のひらの向きと指の方向で認識しろということなのかもしれない。

データについては詳しくは以下のページに載っていた。


また、データをダンプするだけのものならGithubのleapjsのプロジェクトの中にサンプルがあるので、これを実行すればすぐに試してみることは出来る。


exsamplesの中のdumper.htmlがそれ。

というわけで今日はこの辺まで。
次はAruduinoとnode.jsをシリアル通信させて、指先の動きでLEDをつけたり調光したり、サーボを自在に動かしたり、サーボで何かめくったりできたらいいな!

追記:

続き書いた!(動画もあるよ!)


公式ページから買った方が全然安い。


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360版だともう値段あんまり変わらない気がしてきた。
けど、もうすぐOneも出るんだろうしこれは買わない。

2013年7月22日月曜日

AngularJSでselect2のTagを利用する(AngularUI未使用)

AngularJSでSelect2を利用するときはAngularUIにSelect2がディレクティブ化されたものがあるので、それを使えばいいんだけど、タグ機能がIE8では動かない。もうそりゃぴくりとも動かない。
そもそもAngularUI-Select2の単体テストすらIE8では動作しない。かたやSelect2単体はIE8でも普通動く。
じゃあもうSelect2を自分でディレクティブにしてしまえと思った。

ディレクティブを作るのは再利用できるようにしたりとか、ちゃんとやるとコード量も増えてなかなか難しいけど、使用方法なんかをある程度決めうちしてしまえば割と簡単にできる。ただディレクティブのスコープ周りとかapply、parse周辺は本当にこれで良いのかやや不安なので、より良い方法があるなら是非ご教授いただきたい。

コードは以下の通り。

angular.module('tag',[]).directive("tag", function($parse)
{
    return {
        restrict : 'A'
        ,require:['ngModel']
        ,link : function(scope, element, attr)
        {
            //選択候補
            var tags = [];
            var result = $parse(attr.ngModel);
            //Select2の作成対象
            var input = element.children('input');

            //Select2を作成する。idは比較するときの対象なので
            //textにしておかないと、選択候補と同じタグを新たに作成できてしまう
            input.select2(
            {
                  tags:function(){return tags}
                  ,id:function(i){return i.text}
            });

            input.on("change",function()
            {
                //選択結果を渡す
                result.assign(scope,input.select2('data'));
                //変更結果を適用する
                if(scope.$$phase)
                {
                    scope.$eval(attr.ngModel);
                }
                else
                {
                    scope.$apply(attr.ngModel);
                }   
            });

            //選択候補の監視
            scope.$watch(attr.tag,function(newValue)
            {
                tags = newValue;
            },true);

            //選択状態の監視
            scope.$watch(attr.ngModel,function(newValue)
            {
                input.select2("data",newValue);
            },true);

        }
        ,template : '<input type="text" />'
    };
});

これを<div tag="tags" ng-model="selected">みたいな感じで使う。
本当は<input tag=...>みたいに出来た方がスマートな感じで、AngularUIではそうしているのだけど、Select2が追加するタグのせいでng-showなんかを使うためには一階層上に付けなくてはならなかったりして、結局不便になっているのでこうした。

プリンストンの安タブ(スリムペンタブレット)を買った

ずっと初代intuousの小さい奴を使っていたが、サイズが大きいタブレットが欲しくなってプリンストンの安いタブレットを買った。¥5,000台ながらサイズはワコムの真ん中のサイズと同じくらいのサイズだ。


どーん。


どどーん。

パッケージにも書いてある通りかなり薄くて軽い。前に使っていた初代intuousの一番小さい奴より軽いし薄い。サイズは最近のタブレットらしくワイドで、右隅には好きなマクロを登録できるホットキーを8つ備えている。

ペンは充電式なのだが、2分程度で完了して8時間の連続動作が可能だ。厳密に調べたりしたわけじゃないが、たぶんこの8時間っていうのは動作時間じゃなくて、2分充電したら、使って無くても8時間後にはもう一回充電しなきゃいけないっぽい。
こう書くと面倒くさいけど、上の写真の通り、ペンをタブレットの端に持って行くと、磁石で接点にくっついて充電されるので、大した手間ではないと思う。

軽くて薄いので、100円均一でまな板置きを買ってきてそこにおいてみた。



こんな感じ。

写真撮影の都合上こっちを向けてあるけど、端のLEDがずっと点滅しててうっとうしいので、実際にはカーテンの側に向けておいてある。

書き味がどうかというと、もう十年近く前に買った初代intuousしか使ったことがないので、善し悪しを判断することは難しい。でも、そのintuousと比べても一向に遜色ないように思うし、表面がそれなりにざらっとしているのでひっかかりが有って良い。

なにより良かったのは書く範囲が広がって、かつ画面と同じ16:9の描画領域になったので、アナログで絵を描くときのイメージにぐっと近づいた感じがある。感覚的な話なのでうまく書けないけど、これまでは小さな描画範囲で指先だけをちょこちょこ動かして描いていたのが、ちゃんと紙に絵を描くときのように手首や腕を動かして割と広々と物を描いている感じがする。これまでなぜこういう大きめの奴を買わなかったのか、そのせいで十年くらいタブレットで絵を描くときの苦痛が増えていた気がする。
PC上だけでしか絵を描かない人はどうか知らないが、もともと紙に絵を描くところから始めている人なら、絶対にサイズが大きい奴を買った方が良いだろうなと思った。

ともかく¥5,000ちょいなんだから初めてのタブレットとして買うのには間違いなくおすすめという感じ。ソフトも一緒に欲しいという場合は別々で買うと結局高くなるので、ワコムのソフトバンドルしてるやつが良いと思う。




とにかく安い。

フォトショップエレメンツとペインターエッセンシャル欲しいならこっちのがトータル安い。

コミスタ、イラスタとかの場合こっち。

2013年7月21日日曜日

ワイヤーベンダーで針金細工する


前にやったのと同じだけど、また電球の中身を抜いて飾りなんかを作ってみようかと思っている。それでやはり電球にはスタンドがなければ、と思って針金でスタンドを作ってみた。この針金はちょっと柔らかすぎて固定しづらいので、もうちょっと固いやつが必要かも知れない。


曲げるのにはワイヤーベンダーというものを使った。
写真のとおり、単純に角や曲線の部分に引っかけて針金を曲げるだけのものだ。
利用するには脇の穴でねじ止めするか、バイスで固定する必要がある。
そんなわけで前々から欲しかったこともあり、ベンチバイスも買った。


ごくシンプルな構造だが結構しっかりした作りでがたつきも無い。


ワイヤーベンダーを挟んでみるとこんな感じ。

一本だけで何かを支えるようなスタンドを作るのはなかなか難しいので、何本かを組み合わせたりして、しっかりしたものを作れれば格好いいだろうなと思う。なんせ材料が非常に安いのがいい。


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まとめ買い対象なのがアレ。

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2013年7月16日火曜日

エレキット燃料電池4WDが意外とパワフル



エレキットの4WD燃料電池カーは燃料電池で動く車のおもちゃだ。
燃料電池とはなんぞや、とか言うことは私にもさっぱり分からないがWikipediaを読む限り、正極に空気、負極にマグネシウムを使って電解液として塩水を使う物らしい。マグネシウムと空気だけならすごい簡単にできるんじゃないか、なんで今まで無かったんだ、という気がするが、その辺は何か難しい理屈があるらしい。
難しい理屈はともかく、このキットが良いのは静かでかわいいことだ。


普通に燃料電池のキットを作るだけなら不要であろうギミックがなんせいかしている。V型エンジンの模型みたいなものもちゃんとピストンが交互に動くし、車高もタイヤの角度を変えて上げたり下げたりすることができる。
また見た目だけ4WDなのではなく、本当に4輪駆動になるようにしてあるし、そのおかげで電池のパワーの弱さのわりに、ちょっとした段差なら乗り越えていく。

前のロボットアームのときにも思ったけどエレキットのキットは出来が良い。はめこみがやや甘いところとか、そういう感じがする部分はあるのだけど、設計が良いのだと思う。

値段はたしかにガンプラなんかに比べれば高いけど、見事に動作する機構と燃料電池という新しい仕組みの実験をできることからすると、結構お得なのではないかと思った。


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V型エンジンなのは設計者のこだわりなのだと思う。


これだけでも燃料電池の体験はできる。

2013年7月11日木曜日

サイバーショットDSC-WX200のwifiモニター機能が作業動画に良いかも


ソニーのサイバーショットDSC-WX200を買った。
実売は¥16,000前後でヨドバシのポイントを使って買った。

画質は最近のデジカメって綺麗だなーって感じではあるものの、感動するほど綺麗ということもない。ただ動画機能が、最近では当然らしいが、フルHDで60fpsで撮影することができる。さらに録画形式がAVCHDを利用できる。これだと私の使っている動画編集ソフトでは割と軽めに動作するので嬉しい。

そして何より、Wifi機能が標準で装備されていて、画像の転送にEye-fiを必要としないし、なによりスマホからプレビューを含む撮影中のビューの確認や、撮影の開始・終了、ズームまでを行うことができる。

これがとにかく便利だ。
普通にデジカメを買う層からすると、だからなんだという感じの機能かもしれないが、私がカメラの動画機能を使うのは、大半が作業動画を撮影するためだ。ニコニコ技術部とか、作ってみたとか、ああいうやつである。

ああいう動画で手元を映すとき、三脚で机の上にカメラを置いた後で、撮影状況をモニタリングできないことが結構不便になる。たとえばちゃんとセッティングしたつもりでも、うっかり手の位置を動かしてしまって、確認してみるとうまく中央に撮影できていないなんてことが良くある。

この機能を使えば、その悩みは解決されるように感じた。
もう手元撮り放題である。

ただコンデジの動画機能の映像はまあそれなりという感じであり、当然のことながら撮影には不便な一眼レフのものの方が綺麗だ。というわけでどうも同じ機能を備えていて、映像はちゃんとデジイチのものであろうソニーのNEX-5Rがより欲しくなった。




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最近のデジカメって安い。

こっちももっと安くならないかなー。

2013年7月8日月曜日

サーモスのタンブラーは氷なくても意外とイケる

前回、息子にサーモスのマグを奪われた私であったが、私と結婚する位には慈愛に満ちた妻がタンブラーの方を買ってきてくれた。


マグの方はプラスチックぽくてあまり高級感は無いんだけど、こっちは金属なのでちょっと良い感じ。見ての通り指紋は目立つけど、写真とか撮らなきゃ大丈夫だと思う。
あとマグは口の部分が蓋になってるのが保温・保冷に役に立ってると思うんだけど、それはそれで邪魔なときもあるのでこっちのが好みだ。口が薄いからか飲むとひんやりする。

保冷機能としてどっちが高いかとかは、ちゃんと比べてみたわけではないが蓋がなくてもさほど遜色ない気がする。冷蔵庫の中から取り出した冷えたジュースを注いで、一時間ほど経ってもまだ冷たさがある。もちろんキンキンに冷えているわけではないが、ぬるくなったとはおそらく言われないだろう。それくらいの保冷効果はある。



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400mlのもあるみたい。

2013年7月7日日曜日

よりよい工作動画(作業動画)を撮りたい

私は動画投稿者である。
ニコニコ技術部とか、youtubeなんかに沢山の工作やバカな動画を上げている。
→右のサイドバーにあるのが自分の作品だ。

さて、前に書いたけどこれらの動画の初期の物以外はデジタル一眼レフ(EOS Kiss X40)を使って撮影している。とにかく綺麗な動画が作りたいと思って、なんか一眼レフの動画機能使えばイケてる感じなんだろくらいの気持ちで買ってしまったが、動画の画質としては割と良いじゃんくらいに思っている。

ただ、問題点がないわけではない。一眼レフはとにかく取り回しが利かないし、卓上の細かい作業をやるにはでかすぎる。ゴリラポッドなんかに据えてみてもデッカイし重いし、ちゃんと撮影出来る状態にするまでに一苦労だ。
そんなわけで、ミラーレス一眼なんかが欲しいと思っていたのだけど、それ以外の選択肢もあるのではないかと思って色々調べてみた。そして調べた結果コンデジ買いたいという感じになった。

最初に考えたのはGoPro Hero3で工作動画を撮ってみたらどうだろうということだ。

GoPro HERO 3 Black Edition [並行輸入品]
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GoProは激しい動作を伴うような場面で使われるカメラで、バラエティのジェットコースターに乗る場面なんかで芸人さんの顔を抑えるのなんかにもよく使われている。一度これを知ると、テレビでとにかくあちこちに出てくることに気づくだろう。つまりはプロユース出来るくらいに画質が良くて、かつ安価なので大変良く使われている。
作例としては公式が上げている動画がハンパなく美しい。



画角は超広角(170度)から、medium、narrowという風に多少望遠側もあるらしい。HERO3には三つのエディションがあって、それぞれBlack、Silver、Whiteという順に上位機種になっている。
その差は一番は解像度で、Blackは4Kで撮影可能だったり1080p60fpsも行けるのがSilverだと1080p30fpsからになったり、Whiteだと960pも30fpsになったりする。静止画の撮影画質も順に落ちていき、また比較動画を見るとBlackとSilverは近い画質だがWhiteはやや劣る感じもする。
どの機種もWifiを備えていて、スマホからプレビューを見たり機能を操作したり出来る。

こういう超広角でぐぐっと作業している部分に寄せて撮ったり、あるいは作業したりしている頭につけたり(そういうオプションがある)すればこれはなかなか良い感じの動画が撮れるぜ! とか思った。ナリも大変小さいし、机のちょっとしたところに置くこともできると思う。

ただ近距離でどの程度から撮れるのか分からない。まあどう考えてもそんなに寄れそうにない。あと超広角だと確実に映したくない範囲まで映るだろう。narrowがどの程度の範囲になるのかもよく分からない。自分が買うならSilverで良さそうなんだけど、何も分からない状態で買うにはちょっと高いかもって思った。
誰か作業動画みたいなもの撮って欲しいなあ。

で、次にそもそもコンデジで良いんじゃないかと思った。
前はコンデジでは良い感じの動画が撮れなかったけど、もう買ったのは何年も前だしそもそもその当時でさえ一万円を切るような安い機種だった。今のは違うんじゃないか。

調べてみると昨今のコンデジは結構動画機能が強くなっていて、あんまり定かじゃないんだけど、どうも動画撮影中にオートフォーカスしてくれるっぽいし、安い値段のやつでもフルHDで撮れるのがゴロゴロしてる。
中でも値段も安いし良いなと思ったのが次の二つ。


SONY サイバーショット (ブラック) DSC-WX200B
Sony
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CanonのPower Shot SX280HSは動画重視ですよって公式サイトにも書いてあって、当然フルHDで撮影出来るし、手ぶれ補正がかなり優秀らしい。あと20倍ズーム。
サンプルいっぱい見てると、たしかに動画は綺麗で良い感じ。

DSC-WX200は別に動画重視とか言ってるわけじゃないけどソニーのカメラはそもそも動画が良いらしいってのと、やっぱフルHDで撮れるってのと、軽くて(SX280HSの半分に近い)、あとwifiでスマホからプレビューできる。サンプル見てると動画の画質はSX280HSのが良い感じがする。10倍ズーム。

それで最終的にDSC-WX200を買おうかなという気になった。
¥15,000だから。

とか言うと元も子もない感じだけど、もちろんもうちょっとお金を足してSX280HSを買うのも全然良いかなと思ったのだけど、別に20倍ズームを使うシチュエーションがさほど思いつかなかったってのと、そもそも工作動画撮るつもりなのでさほど手ぶれ補正は必要ないし、それよりどっかに固定したカメラのプレビューをwifiで見られる方が大きかった。
画質の差は好き好きというレベルのものだったし、それが重要な場合はデジイチで撮るだろう。それからソニーのカメラを一回買ってみたかったってのと、¥15,000だったから。

というわけでDSC-WX200注文した。

まあでもGoPro Hero3欲しい欲も衰えずある。
小さいのでこれを肩掛けカバンの肩紐につけておけば、子供と出かけるときとかに良い感じの動画が撮れるんじゃないかなーとか。いっつも息子を抱っこして商店街歩くので、超広角で息子なめの町の風景とか撮れるとイカすよなーとか。
もうちょい子供がちゃんと歩けるくらいの年齢になったら考えようと思う。
もはや完全に工作動画とか関係なくなったのでおしまい。

2013年7月3日水曜日

サーモスのマグカップで氷が溶けないけど使えない

冷たい飲み物が大好きである。
お腹が弱いのであんまり氷入れたものばっか飲むとお腹がアレな感じになるのだが、気にせず全力で氷を入れたものばっか飲んでいる。あたらしく買った冷蔵庫に自動製氷機が付いているのでもう氷使い放題である。
しかし、この過酷な夏では飲み物に入れた氷はあっという間に溶ける。
こうなるともうジュース飲んでんだか水飲んでんだか分からなくなる。

「もう本当にすぐ溶けるよね!」
妻に愚痴ったら、妻が言った。
「いや、氷溶けない真空断熱のマグカップ持ってるよね?」

持ってた。


真空断熱のマグカップである。
どっちかっていうとコーヒーとかを冷めないようにする用途で使うものであるらしいが、温度を伝えにくくするものなので氷だって溶けない。もちろん完全にってわけじゃないが、普通にグラスに入れてるのに比べれば遥かに長持ちする。
私は年中通して冷たい飲み物を飲んでいて冬に出番が無いので、すっかり持っていることを忘れていた。
それにこれは氷を入れてても汗をかかないので、机が水浸しになる心配もない。

やったぜ、これで氷を入れたジュース飲み放題だ!
そう思って氷を入れてジュースを入れたら息子に奪われた。


しかもがっちりホールドして、奪おうとするとブルドックのような顔でにらんでくる。
なんせまださほど言葉も話せないくせに、氷だけははっきり言えて、定期的に「こりこりこりこり」と連呼する。ちなみに私のことはせいぜい帰ってきたときに一回「おとしゃん」と言うだけなので、もはや息子の人生では「お父さん」より「氷」の発言数が大いに上回っている。それくらいの氷ジャンキーなのだ。氷が溶けないマグカップなど息子にとっては聖杯に等しいアーティファクトであろう。

そんなわけでマグカップは息子に取られてしまったので、ぬるいキリンの泡をペットボトルから飲んでいる。
まあ、わりとうまい。

タンブラーも買った。



THERMOS 真空断熱マグ 0.28L ブラック JCP-280C BK
THERMOS (サーモス) (2008-08-21)
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こっちの色のが良いな―と思った。