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2021年6月13日日曜日

不安は練習が消してくれる

最近チャート式の数学I+A(白)を毎日やっている。大学受験をした人には常識らしいのだけど、チャート式というのは数学の問題集で、難易度ごとに色分けがされていて、その中で一番簡単なのが白だそう。

もともと大学に進学するつもりもなく、高校ではなんとか留年しない程度以上に勉強をしたことがなくて(つまりほとんどしていなくて)、一応赤点とかを取るほどじゃないにしろ、ぜんぜんわからん、と思ったままこの年になってしまった。

そんなわけで、とりあえず高校で何が教えられてるのかくらいは分かるようになろうと思って問題集を解いている。で、ちょっと間があったらやるようにしていたら、毎日1時間以上は問題集をやっている感じになっていて、驚くべきことに問題を解いてるのが普通に楽しい。こんなに面白いなら高校時代にもっとやっておけばよかった。

これ見たことあるけどどのパターン使ったら良いのかよくわかんなかった、みたいなものが、何度も練習問題をやると全然苦にならなくなっていくのは非常に気持ちがいいし、なんとなく存在していた苦手意識からくる不安みたいなものがなくなっていくのを感じる。これはLeetCodeでプログラミングの問題がある程度解けるようになったときにも思ったけど、ごく基本程度でもちゃんと理解できているという自信があると、それが自分を支えてくれるのだなと感じる。

2021年5月24日月曜日

エレベーターの扉の向こう

幼稚園児の次男は今とにかくエレベーターが好きで、出かけるとなれば近所のエレベーターのあるスーパーに行きたがるし、Youtubeのアプリではいつもエレベーターに乗っている動画を見ている。喜ぶかなと思って作ったエレベーターのTシャツも気に入っているっぽい。

(※SUZURIで買えます)

でもたぶん一番好きなのは、エレベーターの開くところなのだと思っていて、その証拠にいつでも彼は二枚の板ウレタンを持ち運んでは、家の中のいろいろな場所で、顔の前で合わせたそれをすっと開く。階段の下で、台所の脇で、居間のソファの上で。エレベーターの扉の向こうにおうちが広がる。

更にはうちに届いた荷物の梱包材で、新しいエレベーターの扉候補になるスチロールとか、プラスチックの板を見つけては、家のあちこちでそれを開いている。

そうして何度も家に降りてきて、登ってきて、また降りていき、登っていく。

2021年5月2日日曜日

私たちの中にいる

GWがはじまっていて、いつもいつだって休みが始まると、あれもしようこれもしようなんて思うけれど、できた試しもなく眠っていたらたいてい終わる。今回もそうかなと思っていたけど、ちょっとPythonのFastAPIでシステムでも作ろうかなというのは割と上手く行っている。これは在宅勤務が長期にわたって続いていることで、自分の在宅作業パワーが向上しているからではないかと思った。家で作業するのが慣れているといっても、ここまで毎日決まった時間で作業し続けるということはなかったので、いつでもPCに始めたら任意の作業が始められるような状態にある。やったぜ。

とはいえやっぱりぐーぐー寝る。休みの日のパターンというのは、昼過ぎまで寝て、起きて朝食と昼食を一緒に食べて、それからまた昼寝をして、夕ご飯を食べて、寝る、という感じだ。作業はその隙間の時間に行われている。今日はAmong usのプレイヤーの3Dモデルを作ってプリントするなどしていた。


頭の部分を取り外し可能で、持ち上げると背骨が露出して食われたときの状態になる。あまり考えずに作ったら自立しない。もうちょい足が大きい方がよさそうだ。

夕方にはなんだか空腹で元気がない気がしていたけど、肉を食べたら元気になった。ただ妻はあまり体調がよさそうではなく、時節柄心配になる。高い熱があるわけでもないし、咳もしてないし、単なる体調不良なんだろうけど。

でも、インポスターに食われるのと同じで、不幸が予告して来てくれるわけでもないし、さようならを言う暇もなくいきなり大好きな人を奪っていったりするんだろうな。今回がそうだと思っているわけではないし、私は実際誰かが、自分が、死ぬ瞬間まで、そんなわけないだろうと思っているのだろうけど。

2021年1月27日水曜日

億劫な段差

立体物を作りたい、というか自分の作りたい立体物が欲しい、と常に思っていて、というのも自分の作った立体物は結構お気に入りのものが多くて、もっと新しいコレクションを入手したいと、考えているわけですが、そのためには自分が作らなければならない。

常に作っていないと気持ちが落ち着かない、みたいなナチュラルボーンアーティストならそれも全然普通のことなんでしょうが、私は自分の作品が欲しいけど、自分で作品を作り出したいという欲求に関してはそこまでではないという困った問題がある。あの作家好きだけど寡作なんだよな、というののそのファンと作家が同時に自分である。それでも作家の寡作は治らない。

昨今ではごく単純な作品でも私の中のファンは許すと言っていることと、単純に粘土に色塗ったくらいのやつが楽しい感じというのがあって、それならまあどうにかなるだろうと思いきや、仕事が終わって、書斎に戻った後に粘土をねるのが億劫であるという問題がある。というか手が汚れるのがだるい。自分の中で何をするにしても手が汚れるのが面倒というのが割と上位にあって、洗えば良いだけの話なんだけど、やはりそのちょっとした段差で先に進まない。

手が汚れるというか、手が汚れた後にわざわざ階段を下りて、みんなが寝静まった暗闇の中で手を洗うのがすごくだるい。そう思うともはや何もかもどうでもよい。俺は今日も漫画でも読んで寝るわい、みたいな気持ちになる。そうして私は年を取るし、ちょっとした階段の手前に死ぬまでそこにいる。まったく億劫である。

2021年1月10日日曜日

Switchbotの温湿度計のデータをDiscordに定期的に投稿する

 Switchbotの温湿度計を買ったので、子供にプログラムを教えがてらデータをAPI経由で取得して、家庭用のDiscordの特定のチャンネルに投稿するというようなものを作った。

SwitchbotはBLEで直接データを拾う記事が割と目についたけど、WebAPI経由の方が楽そうだったのでそちらを使った。単体だとWifiに接続できないはずなので、Switchbot Hub が必要な気がする(うちにはSwitchbot Hub Miniがある)。

https://github.com/OpenWonderLabs/SwitchBotAPI

上のドキュメント読めば簡単にやれるんだけど、トークンの取得がちょっと面白くて、プロフィール>設定からアプリケーションのバージョン表記を10連打すると開発者向けオプションが表示されるので、そこからトークンの取得ができる。

あとはこれをAuthorizationヘッダにつければ自分のデータにアクセスできる。

GET /v1.0/devices で自分のデバイス一覧を取得できるんで、そこからdeviceIdを見つけて、GET /v1.0/devices/{deviceId}/statusで、温度・湿度を取得できる。

Discordは単純な投稿だけなら、slackとかと同じでWebフックの作成で専用のURLが発行されるので、そこにcontentsに投稿したい内容を付けてPOSTするだけで投稿できる。

あとはRpi上でcronで実行したらOK。

簡単。