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2014年6月19日木曜日

RFIDつかってみた/SeedStudio RFR101A1M


SeeedStudioのRFIDモジュールRFR101A1Mを買って試してみた。
千石電商で¥1,525でリーダーモジュールとしては安い方だと思う。
RFIDの規格はかなり多いのだけど、これは125Khzのやつで、だいたい間違ってる雑な説明をすると、RFIDは125Khz~135Khzあたりのやつと、13.56Mhzくらいのやつがあって13.56MhzにはソニーのFelicaとNXPセミコンダクターズのMifareがある。本当は周波数も規格ももっと色々あるけど、普通に電子工作用なんかで買うのはたいていそのへんだという話。
このなかでFelicaは日本国内で手に入るICカードの多くが対応していて、入手性も良くて何かと楽しそうなのだけど、リーダーがUSB接続のソニー公式のものとかに限られてて電子工作で使うには高いし取り回しが悪い(Linux対応なので使えるとは思うけど)。Mifareはaitendoでカード・タグ付きで¥1,000を切るすごい安いモジュールがあるんだけど品切れだった。
125Khzのやつは上述のとおり、¥1,525で割と安かったのと、¥350でタグ3つとカード2枚のセットがあったのでこれに決めた。

技術的な詳細は公式がwikiを公開しているので、それを見れば事足りる。

通信はUARTなので、ArduinoでもBeagleBoneBlackでもなんでも良いけど、TX,RXをRX,TXと結線すればOK。あとはSTX(02),ETX(03)の間の値を読みこめば良い。せっかくチェックサムも付いているのでnode-serialport用のパーサも書いてみた。シリアルからデータを読み込んで、チェックサムが一致したらdataイベントを送出するようになっている。
プログラムは一応githubで公開してみた。開発側でgit使うのもgithub使うのもほぼ初めてなのでどきどきである。

sashimizakana/node-rfid-serialparser

書いてあるとおりプログラムダウンロードしてnode-serialportのparserオプションに渡してやれば、あとはdataイベントのときにRFIDのIDを渡してくれる。



125KHz RFIDタグ 5個入り
Seeed Studio
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千石電商Amazonでも売ってた。