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2017年12月10日日曜日

子供といっしょにOvercookedをする



自分の好きなゲームを誰かとやるっていうのは、ずいぶん久しぶりだなと思った。
子供の頃にあたえられたゲームがPCゲームだったので、たいていゲームの相手は兄だった。それは本当に楽しかった記憶なのだけど、当時のPCゲーにはさほど多人数プレイや、協力プレイのものは多くなく、私と兄がある程度成長してからはあまりそういう機会もなくなってしまった。
その当時のPCゲームというのは大変にニッチな趣味であって、私は他人とゲーム体験についてあまり共有できず、そのうちそもそもそれを求めることもなくなった。ゲームは一人でやるもんだ。

ただ、子供ができてからは、ぽつぽつ協力ゲーをまたやるようになった。
海外ではCOOP(協力プレイ)のゲームが日本より人気なこともあり、steamのインディーズゲームにも優れたローカルCOOPを備えたゲームがいくつも有る。Overcookedはコンシューマにも移植されたゲームで、めちゃめちゃな環境下で料理を作るゲームだ。楽しげなゲームだが一人でやると結構面倒くさい。

発売当時に買ったときはまだ子供が小さくて、たとえば「たまねぎ取ってきて!」と言っても、それをどこに置けば良いのかわからなかったりした。つまり「たまねぎを一つ取って、お父さんのキャラクターから取れる位置のテーブルにおいて」、という指示をちゃんと明確にしなくてはならなくて、クリアのためには私は細々指示を出し続けなくてはならず、本人は延々細かく指示され続けなくてはならず、あまり楽しめなかった。

それが今ではざっくりした指示でも良いどころか「こっちはぼくがやる!」なんて作業を進めてくれる。子供の成長は目覚ましい。また、相手の様子を見ながら、作業をフォローしていくとうまく回ってきてゲーム自体も楽しくなってくる。

家族とゲームをするなんて懐かしい。
子供を見ていると、そこに遠い日の自分が居るのを感じる。