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2017年1月26日木曜日

ファミコン版ツイッターみたいなやつ

デイリーポータルでファミコンのカセットにシールを貼って、ツイッターとかフェイスブックとかのカセットを作るっていう記事があった。実際に使えるようなソフトが有るという話ではないのだけど、それなら自分で作るのはどうかと思った。
ファミコン本体にRaspberryPiを内蔵して、HDMI端子だけ背面から出してテレビとつなげる。Twitterクライアント自体はごく単純にWebアプリとして作ってキオスクモードで黒背景とドットフォントでデザインすればそれっぽくなるんじゃないだろうか。カセットは端子とマイコンをつないで、ファミコン側から給電されるようにして、UARTなんかでIDか何か応答するようにしておけば、カセットが変わったらソフトを変えるなんてことも、できなくはない。
なんてことを日々考えるが、結局作らない。
ファミコンのジャンクを落札するところまでは行っても、やっぱり作らない。
材料ばかり増えて、毎日が過ぎていく。見逃し三振の日々である。

2017年1月1日日曜日

あけましておめでとうございます

2016年、私はへろへろだった。

長男が幼稚園に通い始めた。協調性がなく、恥ずかしがり屋で、人の言うことを聞かないという自分の性格をがっちり受け継いでいるので、大変不安で、実際に何度か問題もあった。水筒を忘れて届けに行ったら、ちょうど先生が何事か全員を叱っていて、神妙な顔で聞く子どもたちの中に、うちの子だけ超退屈そうな顔で一人だけ机の上に座ってのけぞっていたりした。
もうちょっとちゃんとせいよ、と思わないでもないが、そこに私は自分を見てしまうし、人からどうこう言われて性格が治るなら、俺だってもうちょっとマシな生き方しとるわ、と思う。自分が運良く技術として習得した、真面目にやってるフリとか、人の話を聞いてるフリみたいなことを、息子にもどうにか教えないとなと思う。

オッサンになってから図太く無神経になってきているので、大概のことは辛いとか思わなくなったが、子供のことは結構つらい。幼稚園で叩かれてると聞いたりすると、キリとかでぷすぷす刺されてるみたいに痛い。ずるずる何日も引きずって悲しかったり、腹が立ったりする。自分はなにかあると、偉い人相手でもほとんど空気を読まず、その場で文句を言うような人間なので、どうにもできない状態でやられると、だいぶ打たれ弱いのだということが分かったりもした。

それから次男が生まれた。一人目のときはそこまで大変だと思わなかったが、子どもが二人になると一気にハードモード感が出てくる。妻が入院している間の、数日間の息子との二人暮らしは、なにか非常に親密な感じがして得難い経験だったが、妻が退院してくるともうお祭り騒ぎである。乳児はいつでも起きるし泣くし吐くし、そのうえまだまだ手が離せない幼児が日に日にパワフルになって暴れまわっている。次男の風呂からあがったあとの服を着せるのは私の仕事だが、何が不満なのか、次男は100%かなり激しく泣いて服を着るのを嫌がる。ひんやりするのが嫌なのかと思って服を温めてみたり、おもちゃで気をそらしたりするが、根本的な解決には至らない。もう少し大きくなれば、長男のときでもそうだったが、私にもなついて多少の時間ならおとなしくしているようになるだろうが、まだまだしばらくはかかりそうである。

掛け値なしに子どもたちは可愛い。成長が楽しみだし、子どもが優しさや気遣いを見せると誇らしい気持ちになる。とはいえ、へろへろはへろへろだ。なんとか疲れすぎないようにやっているので、どうにかなってはいるが、制作動画を上げたり、作品を作ったりは全然手付かずになっている程度にはいつでも疲れている。

2017年は、なんとかこういうのにも慣れて、またちょっとずつ何か作れたらなと思っている。