作業と掃除

片付けられるようになったのは、電子工作なんかを自分の部屋でやるようになってからだ。それまでは掃除はしてもたまにで、大量の本に飲み込まれるように生活をしていた。もっともそのころは、工具とか部品とか今の部屋の大半を占めるものが無かったので、どうにかなっていたということもある。ただとにかく決定的に掃除をするようになったのは、ものを作るようになってからだ。

作業をするには、とにかく机の上が片付いていないと困ることが多い。ピカピカでなくてもいいけど、ぱっと物を置けなかったり、置いたものがどこに行ったかわからなくなっては話にならない。なので、とにかく収納をいっぱい買って細かいものを片っ端から箱やカゴに入れておいている。なんとなく部屋が片付かないというような場合、とにかく収納が足りないことが多いと思う。
安くて使いやすい収納がいっぱいあると、部屋は片付くし作業効率も上がる。
最近よかったのが１００円均一で買ったプラスチック製の道具箱だ。

中身がよく見えるし、部品なんか詰めても取り出しやすい。
とにかく部品類は多いので、さほど考えずにまとめて箱に放り込んで、それを棚とかに積み重ねておいている。ひきだしに入れたりするより便利だ。たぶんちゃんと整理出来る人ならひきだしの方が良いのかもしれないが、分類とか元に戻すとかに困難を感じるのであれば、これでいい。
大事なのはとにかく薄くて積み重ならない部分だ。でっかい道具箱やおもちゃ箱みたいなものに入れてしまうと下の方に何があるかわからなくなるし探す作業にうんざりしてしまう。これだと外から見えるし、適当に外から見ればだいたい何が入っているかわかる。

作業をして、それが終わったらこういう道具箱にどんどん突っ込んで、あとはハンディクリーナーで卓上を吸ってウェットティッシュで拭けばだいたい片付いた感じがする。