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2014年5月28日水曜日

かしこい玄関ベル


今借りている家は古い。
1970年に譲渡以前の記録は不明、と書いてある程度に古い。
昔からそういう古くて雰囲気のある家に住みたくて、内見したときに一発で決めた。
住んでみるとやっぱり良い感じで、とても気に入っている。


ただ、玄関ベルはもうちょいなんとかならんのか、と思ったりする。
Amazonの使用率が高いので、来客があったのかどうかが気になることが多いのだが、この玄関ベルだと、音が鳴る以外には何の機能も無い。
詳しくは知らないけど、今時の玄関ベルは来客の時刻を記録したり、通知したりできるんじゃないだろうか。でもうちはそもそも家の外側の送信機部分に電源がないし、あったとしても外付けの良いインターホンってのは結構高い。

しかし考えてみると履歴を保存したりスマホに通知したりなんてのは、ちょっとしたサーバーみたいなもんが家の中にあって、鳴らされたのを検知できればどうにでも出来るはずだ。難しいことではない。今や1ボードPCなんざ数千円の時代である。


というわけで次期Verが出るので最近在庫切れになってるBeagleBone Blackである。もうちょっと待てば6000円くらいで容量倍の奴買えるので、高い業者で買わない方が良い。あるいはこれが無ければRasberry Piなんかでも良いかもしれない。

こいつのGPIOに安かった玄関ベルから引っ張り出した信号線を突っ込んでそれを読み取れば、外のチャイムが鳴ったことを検知することができる。

BeagleBone Blackの中身はうちのサイトで何回か書いたみたいに、Ubuntuを入れてnode.jsを入れて、そこからあれこれの制御をしている。特に面白い部分は無いのでざっくり書くと、ExpressでWebサーバー作ったり、AngularJSでフロントエンド作ったり、ORMはSequelize使ったり、node-gcmってライブラリからGCMにメッセージを投げて、Androidの適当アプリで受け取ったりしてる。

そんなわけで、自分でカスタマイズできるナイスな玄関ベルができあがったのであった。



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安かった。

2014年5月7日水曜日

安いロータリーシェーバー買った/フィリップス パワータッチPT725A

あんまりヒゲが生えない。
もう30過ぎだがヒゲはあまり生えないし、生えてもしょぼしょぼと口の周りに生える程度なので割と無精ヒゲを生やしっぱなしで生活している。なので、ひげそりについてあまり考えたことが無いし、適当に安いシェーバーを使っていた。


フィリップスの適当なやつ。
ただ、なんか毎回鼻の下に一本残るとか、あごのところに残ってるとかが必ずある。仕方なしにぐいぐい何度も顔面に押しつけて剃ったりしていたが、あんまりやるとちょっと痛いし、キワゾリ用の奴で切っておいて剃り直したりするのもいちいち面倒だ。
しかしそういうもんなんだろうなと思っていた。


そういうのが直るかも、とか強く期待していたわけではないけど、値段が前に買った奴とほぼ同じでロータリー式だそうなので買ってみた。で、ぜんぜんそり残しが無くなった。いっつも居残りする左の鼻の穴の下のアイツもすぐにさよならであった。

もちろん高い奴とか使ってる人からすると大したものではないんだろうけど、自分からすれば驚きである。しかも前と値段も変わらない。またロータリー式はそういうもんなのかもしれないが、音が元のひげそりより圧倒的に静かで、肌へのアタリも優しいような気がする。今現在良い物を使っているなら、買い換える必要は無いだろうけど、私のようにさほどヒゲも生えなくて、一番安いひげそり使ってますというような人であれば、買っても損は無いかもしれない。



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もっと良い奴を使ってみたい気もする。

2014年5月6日火曜日

BeagleBone Black(Ubuntu)でUSBスピーカーをつかう


Ubuntuを入れたBeagle Bone BlackにUSBスピーカーを接続して使ってみた。
Webアプリケーションの開発なんかではLinuxを利用してはいても、デスクトップとして利用していないので結構苦労した。サウンドデバイスへのアクセスに権限が必要なことに気付かず色々無駄な設定をしてしまった。
sudoで実行したら動作することに気づき、その後、audioグループに追加すれば良いと分かった。

実際の設定自体はごく単純で、ALSAをaptでインストールしてUSBサウンドデバイスを
/etc/asound.confで設定するだけである。USBスピーカーは物によるかもしれないが、私が買ったamazonで安かったやつはそのまま認識された。
注意点としてはUSBスピーカーは途中からつなぐのではなく、電源投入時には接続している必要がある。

alsaのインストールは以下のとおり。
#alsaを入れる
sudo apt-get install alsa-base

#ユーザーをaudioグループに入れる
sudo usermod -aG audio ubuntu
#ログオフ・オンでグループ反映される。
lsusbコマンドを実行して一覧の中に入っていれば、デバイスとしては認識されている。
さらにaplay -lでcardが二つ以上(一つは元からHDMIに付いてるサウンド)あれば音声デバイスとしても認識されている。
表示されなかった場合、sudo aplay -lで表示されれば権限の問題である。
上にも書いてあるが、ログオフ・ログオンしてaudioグループの権限があれば実行できるはず。

で、たぶんHDMIの方がデフォルトになっているので設定を変える。
デバイスの設定は上記のとおり、/etc/asound.confに設定ファイルを作成する。
たぶんデフォルトだと無いので、sudo vi /etc/asound.confなどで作成して、

pcm.!default sysdefault:Speaker

上記を追加するとHDMIの代わりにUSBデバイスが選ばれる。
Speakerの部分は自分の環境でaplay -lで表示される名前を入れる(デフォルトのカードだとBlackって部分)。

実行は、aplay ファイル名 で行う。
音が鳴らない場合、エラーメッセージのようなものがなければ、違うデバイスが選択されていると思う。
エラーメッセージがある場合、設定が間違ってる。
/etc/asound.conf はaplayの実行時に呼ばれるっぽいので、書き直せばすぐ反映されるため、色々試してみると良い。

音量が大きい場合、alsamixerコマンドから設定できる。
ちなみにこれもaudioグループにいないと実行できない。



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つかえた。

BeagleBone BlackにUbuntuを入れてnode.jsとbonescriptを入れる


BeagleBone BlackにUbuntuを入れて、node.jsとbonescriptを入れて開発が出来るようにした。あとntpを使えるようにしたり、最初の状態みたいに仮想LANを使えるようにしたり、USBスピーカーつないだり、無線LAN対応にしたりしたけどその辺はまた後日書く。このあたりのことはよく知らないのだけど、海外のフォーラムとかに情報が大量にあるので、ググればだいたいどうにかなった。

参考サイト:
minicubeな日々: BeagleBone Blackにubuntuを入れて使う。
Installing Node.js via package manager joyent/node Wiki  GitHub
jadonk/bonescript GitHub

Ubuntuを入れるにはイメージをmicro SDカードに焼いて、そこから起動する。

Downloads | armhf.com

BeageBone Black Ubuntu Saucyっていうのがイメージ。
WindowsなのでこのファイルをダウンロードしてWin32 Disk Imagerで焼いた。
カードをスロットに入れて、Bootボタン(マイクロSDスロット側に一個だけあるボタン)押したまま起動するとカード内のUbuntuが起動する。
カード不要でUbuntuにするには上記のイメージをこの環境から直接フラッシュメモリ(/dev/mmcblk1)に書き込んで、マイクロSDを抜けば良い。当たり前だけど、フラッシュメモリで起動してるときにフラッシュメモリに書き込むことは出来ないので、一回はマイクロSDから起動する必要がある。
イメージはSFTPでも、wgetでも良いのでとにかく持ってきて、
sudo su
xz -cd (イメージのファイル名.xz) > /dev/mmcblk1
を実行する。多少時間はかかる。
実行にはsudo suでrootにしないとダメだった(sudoでは実行できなかった)。

マイクロSDを抜いて再起動してubuntuが立ち上がれば成功。
続いてnode.jsとbonescriptのインストールを行う。

以下上から順番にやってけば動くはず。
#最初に実行しないとパッケージ入れられない
sudo apt-get update

#nodejsのインストール
sudo apt-get install -y software-properties-common
sudo add-apt-repository ppa:chris-lea/node.js
sudo apt-get update
sudo apt-get install -y python-software-properties python g++ make nodejs

#bonescriptのインストール
sudo apt-get install -y build-essential python-setuptools python2.7-dev
wget -c https://raw.github.com/RobertCNelson/tools/master/pkgs/dtc.sh
chmod +x dtc.sh
./dtc.sh
sudo TERM=none npm install -g bonescript

#再起動しとく
sudo reboot

上記の方法でやると気にしなくて問題ないけど、普通にapt-getでインストールするとnode.jsのパッケージ名はnodeじゃなくてnodejsになる。これは既にnodeというパッケージがある(アマチュアパケットラジオノード?)ため。
で、その場合、/usr/bin/以下にあるnodejsにnodeという名前のシンボリックリンクを作っておかないとnpmのビルドとかが通らない。そのへん、参考サイトに並べた公式サイトに書いてある。
最後に再起動しないと、/usr/bin/node_modules/にパスが通らなくてrequireでbonescriptが見つからなかったりして色々混乱した。




BeagleBone Black
BeagleBone Black
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フラッシュメモリの容量が倍になった次期バージョンが出るらしくて品切れになってて、アホみたいなプレミア価格になってるので買わない方が良いっぽい。次期バージョンは$10上がって、$54くらい

microSDHCでOK。

2014年5月4日日曜日

制作動画の撮影機材をそろえる

Make: Japan | 製作中ビデオを上手に作る10のコツ という記事を読んで、クランプでカメラを固定できるようにした。カメラ用のクランプと、アーム、それから自由雲台を組み合わせて作った。


思ったより制作動画撮影上のストレスが減った。

制作動画では机の上を写すことが多い。
しかし何かを作っているときの机の上というのは乱雑になりやすいし、小さな三脚だとしても置いてあると邪魔なことも多い。撮影は角度なども重要でせっかく撮ったのにずっと自分の手の甲しか写っていなくて使えないなどということもよくある。ゴリラポッドを棚に固定して上から撮ってみたこともあるが、これは被写体まで遠くなるし、かといって完全に真上から映せるわけでもなく、画像的にも上下が混乱してあまり良くなかった。

それで前述のワイアードの記事を読んで、机にクランプで固定できるということを知った。ただ同じものはそこそこ値が張るので、似た感じの安いものを試してみることにした。

それでVelbonのクランプキットとSTOKの7インチフレキシブルマジックアームを買った。自由雲台はケンコー・トキナーJOBYゴリラポッド自由雲台でこれは元から持っていたやつ。

Velbonのクランプキット

 STOK 7インチフレキシブルマジックアーム
真ん中のツマミを回すと全部の間接部が固定される。

自由雲台。ゴリラポッド用だけどもちろん他のにも使える。

目の前に棒状のものがあると邪魔じゃないかと思ったが机の上に三脚があるよりよほどマシだった。それに作業に集中していればあまり気にもならない。また動画としても、正面から取れば手の影になることが少ないので使えるカットが増える。

正面から撮った例

あとはこの台に設置したまま充電したり転送したり高速に出来れば良いな。



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ポイントがあったからヨドバシで買った。

11インチのものあるので、そっちもちょっとほしい感じもある。

ケンコー・トキナー JOBY ゴリラポッド 自由雲台 BH1 086834
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雲台ももう一個くらいほしい。