ばかおもちゃ本店:Youtube twitter:@sashimizakana Amazon.co.jpアソシエイト

2014年11月30日日曜日

PCから録画とか視聴とかできるレコーダー/ソニーBDレコーダーBDZ-EW510

今のHDDレコーダーを買ったのはたぶん5,6年も前だ。
さほどたくさん録画するわけではないので容量なんかにはそこまで不満はないが、なんせ操作性にイマイチだった。どのボタンを押してもレスポンスが帰ってくるまで一秒近くかかるし、番組表なんかから録画するのも遅くて使えるもんじゃなかった。当時にはこれくらいが普通だったけど、だからといって遅いのは遅い。
こういう使用感のまずさがあると、だんだん使う気も失せて、もともとどうしても見たいわけではないしまあいいやというような気になっていて、最終的には何か録画したいものがあるときは妻にリモコンを渡して頼むようになった。おじいちゃんである。

で、レコーダーを買い換えたらちゃんと自分で録画するようになったし、テレビ自体を見る率も上がった。
最近のレコーダー便利って思った。



BDZ-EW510はソニーのBDへの書き出し可能なレコーダーで、チューナーは二つあって裏番組も録画できる。HDDは500GBで市場価格は3万円後半くらい。私は3万7千円で購入した。

最近のレコーダーとしてはさほど豪華なものではないのだろうけど、5,6年前のものと比べると起動も番組表の表示も圧倒的に早いくさくさく動く。ただなによりいいなと思ったのは、Webサービス経由でブラウザからすぐに録画ができるっていうことだ。
いくらさくさく動くからといって、いくつかの検索語を試しつつ面白そうな番組を検索したりするのはリモコンではやはりキツイが、普通のブラウザとPCが利用できるなら話は別だ。番組表を表示したり検索しながら、好きな番組を録画するのはすごく楽で、今まで何をやってたのかと思うほどだ。
また、このWebサービスでは現在録画済みの一覧なども確認することができ、ここから直接テレビで表示することもできる。このサービス経由でYoutubeみたいに動画を見られればもっと最高なのだけど、後述もするがそれはどうも不可能っぽい。
ちなみにWebサービスそのものはBDレコーダーなしでも試せるので、気になるなら試してみると良い。

CHAN-TORU

また最近のBDレコーダーだとどれも同じようだがDLNAで同じLAN内ならタブレットやPCからでもテレビや録画済み番組の視聴が可能だ。各社とも分かりやすいようにという配慮なのか、会社ごとに違う名前をつけていてちゃんとDLNAの規格に準拠しているのかとか全然分からず、有料の自社製アプリしか紹介してなくてそれ以外で見られるのかなども不鮮明でたいそうクソっぽいが、すくなくともこのレコーダーではDLNAとDTCP-IPに対応してれば試聴することが出来た。

DTCP-IPってなんだ? とデジタル放送の録画に興味の無い人なら思うだろう。DTCP-IPというのはクソの塊が排出したクソの山である。誰が誰のために作ったのか知らないが、自分の録画したコンテンツを自分の好きなデバイスで楽しむのを邪魔するのに存在しているコピー防止用のDRMの類でほぼ日本でしか使われていない素敵な規格だ。これが存在しているせいで本来自由に楽しめるDLNAのコンテンツはDTCP-IP対応のアプリでしか利用できず、更に素敵なことにその規格に対応させるのにはDTCP-IPの規約に同意する必要があり、秘密鍵を流出させた場合数億の賠償に応じるとか書いてあるそうである。地獄に落ちろ。

そんなわけで、たいそうな金をかけて、自分たちに一円の得にもならないことをする間抜け共のおかげで、自分のレコーダーで自分が録画した番組を、自分の家のネットワークを使って、自分のPCでDLNAを使って見るためには専用のソフトが必要であり、一番安いもので1900円、あとは5000円以上する。1900円のやつはWindows8以上にしか対応してないので、Windows8以前を使ってる人は問答無用で5000円コースである。Androidなら700円か900円くらいのアプリがある。
ちなみに勘のいい人なら分かると思うがどのプレーヤーもそんなに良い評判はない。
不安定とか、うちのやつでは動かないとか、まあこういうソフトは得てしてそんなものである。

もっとも1900円のやつは使ってみた感じだと問題なく動いたし、さほど文句はない。無線の問題なのかたまにサーバーが反応しないというエラーが出たり、他のチャンネルを見ようとするたび毎回番組を全部読みに行こうとしたり鬱陶しい部分はあるが、動作そのものは問題ないといえる範囲だ。
ただ私はデュアルスクリーンの右側にテレビを映して、左側のメインディスプレイでゲームをしたいのだけど、右側のディスプレイは古いやつを使いまわしているやつでHDMI出力に対応していないので表示がそもそもできなかった。これもDRM絡みである。呪われよ。これを作ったものの踏み込んだ茂みにいつでも犬の糞よあれ。

で、散々っぱら文句を言ったけど、トータルでは便利になったし良かったとも思っている。テレビを試聴する限り常にこの犬の糞を靴の裏に貼り付けていなければならないかと思うと憂鬱にはなるが、気づいていなかっただけでもともと張り付いていたクソである。文句を言いつつ進むほかない。



SONY ブルーレイディスクレコーダー/DVDレコーダー 500GB BDZ-EW510
ソニー (2013-11-16)
売り上げランキング: 2,781

今使ってるテレビよりUIがマシなので、こっち経由でテレビを見てたりする。

bootstrapのglyphiconみたいなのを自分で作る方法

bootstrapのglyphiconやfont awesome、その他cssフレームワークについているフォントのアイコンを作る方法について。

前置き

glyphiconのようなアイコンというのはフォントで作られている。フォントを使う利点というのは、サイズ変更や色の変更を自由に行えるということである。フォントなので当然複数の色は使えず単色になるが、補助的に使うものの場合、それで十分ということも多い。

フォントは当然クライアントのローカルにあるわけではないので自分で作成することになる。これを可能にするのが、指定したURLからフォントファイルをダウンロードさせてページ内で利用させる、CSS3のWebフォントという仕組みだ。
本稿ではざっくりとフォントの作成から、Webフォントの使い方までを書く。

できるだけざっくり書くので、実際の方法はググると良い。

全体の流れ

  1. フォントの画像を作成する
  2. Inkscapeで画像をSVGにしてSVGフォントとして出力する
  3. Fontforgeを使って変換する
  4. 利用する

1.フォントの画像を作成する

直接svgを書いたりしないのであれば、フォントの元の画像を作成する。私はsaiで適当に絵を書いた。あとで1000x1000でフォントを作るのでそのサイズで書くとよい。また絵の下端はフォントの下端になるのでちゃんと合わせる。


とか言いつつ私は全然合わせられていない。雑。

2.Inkscapeで画像をSVGにしてSVGフォントとして出力する

フリーのドロー系ソフトのInkscapeを利用して書いた画像を変換する。
インポートで画像を読み込んで、パス>ビットマップをトレースの色の量子化とかからSVG化する。テキスト>SVGフォントエディタを開いて、フォントを新規作成してグリフ(フォント一文字分のこと)を追加、マッチング文字列というのがフォントにしたときの文字名だがとりあえずaとかにしておく。
作ったグリフを選択しておいて、選択オブジェクトから曲線を取得ってのを選ぶと取り込める。
下のプレビューテキストの欄にaと打てば、うまくいってればプレビューされる。


マッチング文字はあとでfontforgeで変える。svgで保存する。

3.Fontforgeを使って変換する

なぜか不明だが先頭に黒い四角が入ってしまうので切り取っておく。
目的のフォントのグリフ情報を変更して、Unicode値を私用領域の値に変えておく。Unicodeでは実際の文字のほかに利用者が独自に設定してよい私用領域というのがあって、glyphiconなどでもこの部分のフォントが指定されている。
私用領域はかなり広いが、U+E000からU+F8FFなどがそうだ。これをUnicode値に入れて、値で指定を押せばフォントのマッピングは変更される。


あとは利用する形式でフォントを作成しておく。まともに複数のブラウザに対応させるにはいくつかの形式で出力することになる。ttfとかotfとかeotとかだ。
glyphiconなんかは複数の形式を出力して利用しているっぽい。

4.利用する

@font-face {
  font-family: 'Neko';
  src: url('作成したフォント.ttf') format('truetype');
}

.nekocon{
    font-family: "Neko";
    display:inline-block;
    position: relative;
    top:1px;
}

.nekocon.neko:before{
    content:"\e000";
}        
@font-faceというのはフォントを読み込んで名前に対応させるためのもので、srcに複数書くことで利用できる形式のファイルを自動で選択させることができるらしい。あとはglyphiconの定義ほぼそのまま利用してる。contentに文字コードを入れて、タグを貼るとその位置にアイコンを表示している。


そのまま利用しているので当然だが使い方も同じ。

2014年11月26日水曜日

Nuclear Throne攻略的なメモ

(2016/4追記) この記事はNuclear Throneがまだ正式版になる前に書かれたもので、内容は現在のものと異なる可能性があります。 最近書いた記事はこちら(あまり攻略的には書いてないです)。


Nuclear Throneを40時間超遊んで、やっとラスボスらしきやつを倒した。


せいぜい7エリア、15ステージ程度のアクションゲームをクリアまでにかかる時間としてはかなり長かったが、一応クリアしたのだと思うので、紹介と攻略メモ的なものを書いておきたい。

Nuclear Throneの紹介

Nuclear Throneは見下ろし方のローグライクアクションゲームだ。最近こういうジャンルを割と見かけるけど、それらと同じく、ステージがランダム生成されて、武器のドロップはランダムであり、ついでにレベルアップで手に入る成長要素(突然変異)もランダムだ。

登場するのは上のスクリーンショットのとおり、たぶん核戦争か何か起こった後の世界に生き残ったミュータントたちであり、何かしらの理由によってNuclear Throne(核の玉座)と呼ばれるものを探し求めている。このあたり公式設定とかちゃんとあるんだろうけど、あまり詳しく読んでいない。アクションゲームである。そんなに設定とか関係しない。

基本的に武器の大半は銃器であり、敵の撃ってくる大量の弾をかいくぐりながらステージ内の全敵を倒すとクリアになる。敵も自分も含めてかなり脆く設定されていて、数発の被弾でゲームオーバーになる。ボムはない。コンティニューもない。後半はほぼこちらは一撃死、相手は数発撃ち込まないと倒せないというようなバランスになり、運が悪いとステージに入った瞬間に大量の敵のどまんなかに居たりする。

内容的には全方位シューティングといっていいのかもしれないが、これがアクションだと感じるのは、割と地形を使って隠れながら撃ったり、慎重に敵に囲まれないように進むというようなことを重視される部分があるからだ。

キャラクターごとに能力が異なり、また武器の数が多いこと、アップデートが結構頻繁にあること(アップデートされるとそれまでの設定の保存が消えるのはアレだが)などからリプレイ性はかなり高い。その証拠にすでに40時間以上も遊んでいる。

攻略メモ

このゲームをやっていて、いくつか気づいた点があるので、その辺をざっくりと書いていきたいと思う。もちろんまだ一回ボスを倒した程度なので、完全な攻略でもなんでもなく、私はこんな感じでやっている程度のものである。

キャラクターの選択について


ROBOTを使っている。ROBOTは武器を食うことで弾か体力を回復する能力を持っている。この能力の突然変異を取れば、二個武器を食った分の回復が手に入る。回復アイテムが少ないこのゲームではかなり重宝する。
またキャラ紹介欄にある通り、より良い武器を見つけることができる。後半でしか手に入らない強武器(ガトリングスラッガーとかライトニングライフルとか)なんかは一個出れば圧倒的に有利にゲームを進めることができるので、これも重宝する能力だ。

武器の選択について


ステージごとに有利な武器というのは違っていて、最初のエリアはまあどうにでもなる。次のネズミが出る1ステージのエリアはショットガンなど突進するネズミを止められる武器が便利だ。それ以降は敵が微妙に硬くなってくるのでスラッガーなんかを重宝する。よく手に入る中ではスラッガーとアサルトライフルの組み合わせなら多分最後のエリアまで対応できると思う。

強武器系はバカみたいに強いけど、たいていの場合弾切れになるので、メインで使っている武器とは違う弾を利用するやつが手に入れば、そのステージのみ乗り切るのに使ったりすることが多い。ミニガンとかプラズマキャノンとかバカみたいに強いが、継続的に使うには弾消費が大きすぎる。

上にも書いているが強武器系でも弾の消費が少ないやつがあって、スラッガーを連発できるガトリングスラッガーとか、オートショットガンなんかが使いやすい。このあたりは普通の武器としても、囲まれたときの力押しにも使えて便利だ。
エネルギー兵器強化の突然変異があるなら、レーザー系とかも良いが意外と後半非力になる印象がある。ライトニング系は後半でも全然使えるが、いかんせん手に入る率が低めである。

エリアごとの立ち回りについて


エリア1(砂漠):
好きに進む。ステージ1でボスが出てきた場合、速攻で始末すると海底の面に移動して、エリア3のステージ3にショートカットできる(ROBOTでのプレイ時のみかも)。ただレベルも低しい武器もないのでたいていジリ貧になる。ボスは適当に周りを回ってれば被弾しない。

エリア2(下水道):
1ステージで終わる暗闇ステージ。ねずみが突進してくるのをとにかく気をつける。弾切れになりやすい。ただこの辺りならまだ近接武器も全然イケるのでショベルとか拾って弾温存のためにぶん殴るのも手である。たまに近接で殴ってくる奴が来るので注意する。こいつは次のステージまで含めてものすごい強敵。こっちと同じく敵の近接攻撃も壁抜けするので、こいつの近くの壁に近寄らない。
でかいネズミは子ネズミを出すのでさっさと始末する。たまに突進されて即死するのでそれだけ気をつける(壁ぶち破ってくる)。

エリア3(スクラップヤード):
ここから急激にレベルがあがる。硬いし飛んでくるし弾を乱射してくるカラスとか、エリア2でも出てくる近接攻撃野郎とか、更に硬くてかなりの射程を持つ火を吐いてくるトカゲとか、遠距離から撃ってきて殺すと爆発するスナイパーとか厄介な敵だらけになる。
ステージ自体も壁から炎が吹き出したりする。
敵のパターンを覚えて用心深く進んでいくほかないが、スラッガーとかあるとさくさく敵が殺せるので多少楽になる。エリア1,2くらいだと他の武器でもサクサクなのでスラッガーとか発射の遅いクソ武器にしか見えないのだけど、実は後半でも通用する攻撃力がある。

途中のステージの台座みたいなものを破壊すると警察的な奴らがワープアウトしてくる。さほど硬くないので速攻で沈めるのが吉だが、でかいやつだけは硬くついでに実弾兵器を跳ね返すシールドを展開する。ショットガンで至近距離から撃ってシールド展開されるとこっちが即死する。
ただこれはエネルギー兵器は貫通するのでレーザー系の武器があるなら、それを連射するのが手っ取り早い。無いなら距離を取って動き回りながら注意深く撃つ。

ステージ3のボスは大爆発するので遠距離から撃ち殺すと良い。弾切れになりそうなら、飛んでくる遅いミサイルを撃ち落とすと弾か回復が手に入る。攻撃は弾幕シューティングじみてるがさほど難しくないのでどうにかなる。

エリア4(水晶窟):
1ステージで終わるエリア2のグレードアップ版。
ねずみ代わりの水晶虫みたいな奴も、遠距離からビームを連射してくる結晶体もとにかく硬い。攻撃力の高い武器があってもなくても、とにかく壁に張り付いてビームを警戒しながら敵を処理していくほかない。

エリア5(雪原):
敵は更に硬く、攻撃は激化する。ただROBOTでやってればこの頃には結構な強武器を持っている可能性が高いので、割にどうにかなる。浮遊砲台みたいな奴以外は突進に注意する。浮遊砲台は周りを巻き込んで爆死するし、撃ってくるとかなり厄介なので優先的に潰していく。
スマートガンとかあると突進してくる敵を狙わずに撃てるので楽かも。

ステージ3の最初で警察っぽいのの親玉みたいなのが上から落ちてくる。あんまり強くないけど、爆発するので多少距離を取りつつ早めに始末するのが良い。

エリア6(研究所):
1ステージエリアの最終面。とにかく小さいのが大量に突っ込んでくる。ただエリア5を突破出来る程度の武器があればそんなに苦労しないと思う。弾を惜しむと即死する可能性があるのでバンバン撃てば良い。これはエリア7でも同じ。撃たねば死ぬし、弾が切れても死ぬので撃つしか無い。

エリア7(宮殿):
敵の攻撃が激しすぎて正直コツとかあまりわからない。
とにかく弾を撃ちまくりながら敵の弾を避ける。広い場所なので隠れる場所は少ない。なので、自動で敵に当たる武器とか範囲攻撃系武器なら撃ちまくりながら敵の弾だけに注目して戦う。

Nuclear Throne:
武器の破壊力が十分でそこそこ弾避けが得意なら特に苦戦しない気もする。とにかく初見のとき、敵が動き出してくるまで画面中央にいないことです(あれは酷いと思う)。

ミューテーション(突然変異)について


私の好きな突然変異。優先度順。

Bloodlust:
敵を殺すとたまに1HP回復するやつ。回復アイテムが少ないゲームなので重宝。

Second Stomach:
回復アイテムの効果倍。同上。

Rhino Skin:
HP+4。同上

Scarier Face:
敵がちょっと脆くなる。序盤のネズミとかに役に立つ感強い。

Laser Brain:
光線兵器強化。武器の引き次第なのだけど、そもそもレーザーとかライトニングとか好きなので。

Plutonium Hunger:
アイテムの吸い込み力強化。後半とか拾いに行く暇がないので重宝する。

最後のボスとか弾幕シューなので、移動早くするやつとか敵弾遅くする奴とかもあるといいかも。
アイテム落とし率アップとかはあればつけるけど、効果はあんまり実感してない。


というわけですごいおすすめなのでみんなやろう。

2014年11月25日火曜日

クソ安い中国製Arduino互換機の買い方

Banggood.comとかで普通に買う。
ペイパルも使える。
(中国の配送はすげーいい加減なのでペイパル使うの推奨)



Banggood.comは中国の通販サイトで、クアッドコプターなんかも安いらしいのでその方面では購入のレビューなんかもいくつかあり、それなりに信頼がおけそうなので買ってみた。結構度肝を抜かれることとしては、普通のもの買うくらいなら送料無料っぽい。
どうなってんだそれ。

買ったのはArduino pro mini 328 3.3vとnano 328互換機。pro 3.3vは名前の通り3.3vで駆動して、その分ピンヘッダとかUSB接続を省略してあるもの。nanoはproよりは多少大きいけどUSB接続もできる小さなArduino。それらの中国製の互換機を注文してみた。ちなみにちゃんと互換機だと元から銘打たれてるし、互換機を販売することはそもそも認められているので、違法性とかはない。

値段はpro 3.3vが3個以上購入のボリュームディスカウントで$3.83。nanoが同じボリュームディスカウントでusb mini Bケーブル付きで$3.07。お前マジかという値段である。上記のとおり送料無料で、Paypalで支払ったらちょうど一週間くらいで届いた。


どっさり。


パッケージがすごいイカしてると思った。


で、こっちがnano互換機。

とりあえずすごい注意しなければならないこととしては、このバカ安く国内ならミニBケーブル分の値段で買えるnano互換機は、ブレッドボードに絶妙に刺さらないサイズであるということだ。
だから安いのかもしれないけど、とにかくギリギリ刺さらない。片側のピンヘッダを刺すともう一方はちょうど穴と穴の間になる。なので、足はペンチなんかを使って無理やり広げるか縮めるかしないとならない。もっとも$3でArduino nano互換機が買えるんだから、私には特に文句はない。金はないが時間はあるので、どんだけでもペンチで足を揃える所存である。

足を揃えてUSBケーブルを接続すると普通にArduino IDEからnanoとして書き込むことは出来たし、Lチカもすんなり完了した。もっともまだアナログ周りとかをチェックはしていないので、本当は全然使えなかったとかいうことになるかもしれないが、たぶん大丈夫じゃないかなと思ったりしている。

pro 3.3v互換機の方はまだ使っていないので分からないが、すくなくともピンヘッダ(自分でハンダ付けする)を仮止めしてブレッドボードに合わせてみたところ、問題なく刺さるようではあった。



Arduinoが安いと何が嬉しいのかっていうと、もちろんそれは作品に埋め込みやすくなるということである。私のような貧乏根性に手足を生やしたような人間だと、Arduinoは完成した作品に埋め込んで使える値段ではない。
なので、普段は作品を作って、動画を撮ったら、取り外して次の作品に使いまわしている。ただこれだと作品をすぐ動かすことはできないし、いざ後から動かそうとしてもプログラムが見つからないなんて事になる(Githubとかに出来たプログラムを上げとけばいいのかもしれない)。

Arduinoが数百円とかだと、何か作った時にそのまま埋め込んでおける。これはとっても良いことである。息子が「これやるー」と言ってきたときにも「それは死んでるから無理である」とか言わなくても済む。それは大変良いことなのである。



ちなみにBanggood.comはいろいろなものが売られててとても楽しいんだけど、一回見るとアドセンスか何かの広告がこればっかりになる。しかも自動ピッキング機って鍵穴に突っ込んでトリガー引くと解錠してくれる機械を売ろうとしてきたりするのでいろいろアレ。



使ったこと無いけど、aliexpressとかDealeXtremeとかも有名なのでその辺でもいいかも。



Arduino Pro Mini 328 3.3V 8MHz
Arduino Pro Mini 328 3.3V 8MHz
posted with amazlet at 14.11.24
スイッチサイエンス
売り上げランキング: 61,377
こっちはスイッチサイエンスが販売してる正規品。

Arduino Nano 3.1 (ATmega328P搭載)
スイッチサイエンス
売り上げランキング: 149,705


2014年11月21日金曜日

いいラジオペンチ買った/HOZAN ミニチュアラジオペンチ

電子工作をやっているとちょこちょこ小さめのペンチが必要なときがある。
これまでは大きめのやつで無理やり済ましていたのだけど、ちょっと良いのを買ってみようかなと思ってホーザンのミニチュアペンチを買ってみた。なんと¥1,000以上もする。大人なら平気で払うような値段なのかもしれないが、ケチな私には結構でっかい出費である。



ただ、使ってみた感触はやはり良い。
合わせ目は少しもズレはないし、大きさもちょうどで、頑丈そうでもある。
ぴったりくるので部品の足を曲げたりするときにも殆ど力がいらないし、すずめっき線をひっぱるときにも滑ることがなくなった。ちゃんとしたものはやっぱ良いという当然のことを思った。




もっとも、良い物を買ったからと言って、良い物が作れるようになるわけでもない。
でも良い物を使ってると気分がよくて、それだけでも悪く無いとは思う。



HOZAN(ホーザン) ミニチュアラジオペンチ 116mm P-35
ホーザン
売り上げランキング: 25,101
いろいろ集めたいけど、でも高い。

2014年11月8日土曜日

レゴの腕時計/LEGO 腕時計 Classic 9005732

セイコーのボタンがいっぱいついてる時計を買ってから、時計欲が強まっている。
そんなわけでレゴの時計を買った。


中島らものエッセイで、会社員をしている時に夜店で売っているようなウルトラマンの指輪をもらってそれを仕事中にもしていると楽しいっていうような話があったはずだ。
たしかに、ふとしたときに自分がレゴの人形付きの時計をしていると思い出すとなんだか楽しい。
私はごく平凡な社内のパソコン係ではあるけど、かわいいアホみたいな時計をしているのだ。


防水でもないし、誤差も小さくはないだろうし、見た目はものすごくおもちゃっぽい。
でも、まあ時計なんざスマホで見ても良い時代なのだから、気に入ってさえいればいいんじゃないか。


この時計にはレゴの人形もついてるし、人形の顔を交換したり、色の並びを変えることも出来る。
それに、小さい子供のためのものだからものすごく軽いのもいい。
お気に入り。



たのしい。