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2013年1月15日火曜日

たのしいブザー



ちょっとした創意で人を面白がらせるような人になりたいと思って生きている。
そんなわけで、電子工作をしたりブログを書いたりしている。

動画にもしたけど、長男のためにごくごく単純なものを作ってみた。



音を鳴らすのは発振回路とかPWMとか使わず単純に電子ブザーをつないであるだけだ。
プッシュスイッチを押すと、電子ブザーに電気が流れて音が鳴る。
工作の難易度としては小学校のときの豆電球を点灯させるのとまったく変わらない。ケースに穴を開ける方がよっぽど面倒くさい。手抜きするとヒビがばっきり入る。こんな感じに。


こんな単純で小学校レベルのものでも、箱につめてやるだけでちょっとしたおもちゃになる。


それは鉛筆に穴を開けてさいころを作れば、退屈な授業を過ごせるゲームができるみたいなものだ。そういう単純でくだらないものこそが、私の作りたいものだ。

ちなみに動画ではしまわれているが、実際には息子はそれなりにスイッチを押して遊んでいる。
もっとも見た目にキャッチーでないせいか、お気に入りというわけではないらしい。
次はイルミネーションLEDでも使って何か作るつもり。

秋月のエアコンプレッサーをつかう

長男はちょうど一歳と一ヶ月になる。
驚くほどの速度で知識や物事を学んでいるように見える。

私の方は コンプレッサーとレギュレーターやフィルターなんてものを別々に購入したときに、いかにしてそれらをつなぐべきかということを学んだ。知ってみれば難しいことではないが、何も知らずにはじめたせいでずいぶん悩まされた。


上の写真のように動かすためには、コンプレッサー、フィルタ付きレギュレーター+ブラシ(セットだった)のほかに異径ニップル、ワンタッチソケット、シールテープの三つを買う必要があった。



それぞれの機器の口径はインチで表されており、ホビー用途のエアブラシとエアホースの多くが1/8インチで、レギュレーターなどは単体で買うと1/4インチのものが多い。上記の写真もそれに当てはまる。コンプレッサーと接続する部分が1/8、レギュレーターの入出力が1/4、エアブラシは接続部とチューブ自体は1/8で、エアの入力部分に元から1/4のプラグがついていた。


このため、それぞれの機器を接続するには1/8と1/4を変換する異径ニップルなどと呼ばれるものが必要になる。またこれは径を変えるだけではなく、おねじとめねじ(外側にねじがあるか内側にねじがあるか)を変換したりすることもできる。
上の写真は、めねじ同士の異径ニップルだ。
これでコンプレッサーの出力を1/4に変換して、1/4サイズのワンタッチソケットを装着して、レギュレーターの入力のプラグと接続している。


ワンタッチソケットというのはゴムチューブをかぶせて使う空気吹き出し口のプラグ部分を、そのまま受け止めてつないでしまう器具だ。チューブをねじ込むと外しにくいため他の器具への変更に手間がかかるが、これを使うといつでも付け外しすることができる。

またこれらを接続するねじはテーパーになっていることが多い。つまり先端に行くにつれて細く、後ろの方が太い。そのためねじは最後までねじ込むことができない。これは空気漏れを防ぐためのようだ。


それから非常に重要なことだが、ねじ込みで接続する箇所にはシールテープを巻き付けて空気漏れを防ぐ必要がある。知っている人にはバカみたいに聞こえるかもしれないが、シールテープを巻き付けるのは、接続したあとではない、接続する前のねじ山に巻き付けて、そこにねじを止めるのだ。 これでテープが噛んで空気が漏れなくなる。テープは強く10回くらい巻き付けて、引っ張ってちぎるだけだ。
上の写真で言うと、白くなっているねじ山がシールテープの巻かれた部分になる。

これらは上の写真でも写っている秋月のエアコンプレッサーを買ってエアブラシを接続するために調べたことだが、fgで先達が紹介している以外には門外漢でも分かるような情報があまり無くて難儀した。上記のような知識というのはその分野の人にとっては説明するほどもないことなのかもしれない。
ただ何事も最初の一歩こそ難しいのだと思うので、長々と説明してみた。

ちなみに、ホビー専門のメーカーから出ているコンプレッサーよりホームセンターに並ぶような製品の方が圧倒的に安くて出力がある。1万円程度も出せばエアダスターの代わりに使えるくらいの出力・容量のものが買えるようだ。(ちなみにこの秋月のコンプレッサーは0.3MPaで8000円だが、エアダスターの代わりにするにはやや足りない気がする)おそらくホビー用途のものは静かだったり空気の供給が安定していたりして良い感じなのだろうが、安ければ多少手荒に扱うこともできるし、下手なうちは何使ってても変わりゃしねえと思ったりもする。



最後に、勢い余って秋月のコンプレッサーを買ってしまったが、その後コンプレッサーについて色々調べてこっち買っても良かったなあと思った廉価コンプレッサーをふたつ。

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上記で言ってることといきなり違うけどホビー系のコンプレッサー。
0.2MPaで8000円くらい。ブラシセットだし、たぶん接続も簡単だし良さそう。
タンクとかないからエアダスターの代わりにするとかそんなことは無理だと思う。


こっち本命。0.8MPaで同じく8000円くらい。
車のタイヤに空気を入れられるくらいのコンプレッサー。
ちょいと自転車の空気がゆるい、これの登場である。自転車のタイヤごとき一撃で爆発である。
もちろんエアダスター代わりにも使える。5キロあるので手軽に使うにはちょいとアレかも。
別にエアブラシなんて0.3MPaもあればウレタン塗装もできるそうなので0.8MPaもある必要性は特にないけど、もはや私の中ではよりパワーのあるコンプレッサーを所有したい欲が、目的から独立してしまっている。


写真に写ってるレギュレーターセットのエアブラシはこれ。
私が買って以後多少値上がりしたようで、安いっちゃ安いけど、すごく安いってほどでもない。

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シールテープ。絶対必要。近所のホームセンターには必ず売ってる。