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2013年3月24日日曜日

ぜんまいおもちゃ、いもむしクネール

ぜんまい仕掛けのおもちゃを買った。

時代はぜんまいである。
なんせ電池が切れてるかどうかなんて気にする必要が無い。子供の頃、電池式のおもちゃが動かずどれほど失望したことか。しかも電池ってのは、買わなきゃならないと思っていてもたいてい忘れてしまうものであり、動かないおもちゃはそのまま未来永劫動かない。
そんなわけでぜんまいのおもちゃである。

自分でもぜんまいのおもちゃを作ってみようとして探してみたが、ぜんまいがない。
あのぜんまいと歯車を合わせた駆動部のユニットを売って欲しいのに、ほぼ情報が無い。しまいには英語でWind up motorとかWind up spring motorとか表記することを知って調べたけど、外国でも「手に入らないんだけど!」みたいなことを言ってるフォーラムくらいしか検索にひっかからない。
なんなんだ。ぜんまいって古代文明の遺産かなんかなのか。

これはもう安いのを買って分解した方がはやいな、と思った。
そんなわけでこいつである。

目がうつろだ。うっすら笑っているが、心は少しも揺れていない。そんな顔だ。
この顔のまま自分の殺した人のそばで茶漬けを食いそうである。

動かしてみた。



こわい。
なんか自分の作るものの方向性が這いずり回るなにかに固定された気がする。

ともあれ。ひとまず分解してみる。

裏側。

ガワだけ良い感じに剥がれるので、這いずり回るものを簡単に作れる。

で、もちろんユニット単体でも取り出せるので、別に這いずり回るもの以外も作れそう。よかった。

で、中開けたらウワァーってなった。

ぜんまいを元通りまき直すのは結構難しい。
たぶん外でまき直して、えいってユニットに納めないといけないと思う。割と大変である。
そういうわけで、私はあきらめて分解したものをいつか使える箱に入れたのであった。

まあでも。


問屋で買ったから何の問題もない。
店開けるくらいあるぜ!

つうわけでいつかぜんまいで動くおもちゃを作ろうと思いました。
粘土で作った外装を動かせるくらいの力があれば、這いずり回る初音ミクとか作れるね。